MA-121 ハンター α(MA-121 Hunter α)
アークレイ山地のアークレイ研究所で生産されたB.O.W.の傑作試作品。人間の受精卵に爬虫類の遺伝子をT-ウィルスの力でかけ合わせたため、人間と爬虫類の中間のような外見を持つ。
「感染対象の知能の著しい低下」という弱点を克服して単純な命令の遂行を可能にするだけの知能の維持を獲得した「最初の成功例」とされており、敵の対ウィルス装備や防護策への対抗兵器という開発コンセプトに十分見合う性能を誇り、しかも安価でクローニングが可能なため、次々と生産された。
攻撃時は、その優れた敏捷性と跳躍力を発揮し、攻撃目標を追跡、追い詰めて殺害する。その様子が狩人(Hunter / ハンター)を思わせることからハンターと命名された。
尚、実験材料には街のホームレスが利用されたようであり、多数の行方不明者が出ていた模様。『1』ではゲーム後半になると、ゾンビに代わってあちこちに現れ、新たな脅威となる。
体色は緑であり、周囲の気温が一定以下になると活動を停止するという爬虫類的性質も持っている。
尚、「ハンター」とだけ表記されている場合は基本的にこのαを示す場合が多い。SS版『1』では、中庭地下に「ティックス」と呼称される個体も出現したが、こちらは爬虫類ではなくダニの遺伝子を組み込んで生まれた存在であり、姿は若干異なるものの、それ以外の差異は認められない。
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