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12月4日
々はついに発見した・・・。この新しいウィルスを!我々は、この新しい発見に対し、『始祖』と名付けた。も早く持ち帰り、詳しい調査を始めたいものだ。
3月23日
相棒のスペンサーが、『会社を興す』と言い出した。 まあ、私は『始祖』の研究さえできれば、どうだって構わない。・・・・・・好きにやらせておくさ。
8月19日
スペンサーが、養成所を設立するから私に そこの所長をやれと言い出した。 事業のためだか、なんだか知らんがヤツもうるさくなってきたものだ。 だが、これは逆に利用できるかもしれん。この謎多きウィルスを研究するには特別な場所が必要だ。 誰にも邪魔されない特別な場所が・・・。
11月30日
スペンサーのヤツ・・・今日も私に文句を言ってきた。 『始祖』を単なる利を生むための道具としか考えられんとは、愚か者の極みだ。だが、このままヤツの発言力が強くなっていくのは、研究を続ける上でも非常に具合が悪い。なんとしても『始祖』の実用化にこぎつけ、 私の研究を確たるものにしなければ・・・。
9月19日
ようやくたどり着いた・・・。 『始祖』をベースとした新種ウィルスの開発に目処が立ったのだ。 様々な実験の結果、ヒルのDNAと組み合わせたことが決め手となった。 これが初の「t」成功例となるだろう。『始祖』品種改良の第一号だ。
10月23日
駄目だ!モルモットを使った実験では、これ以上の進展は望めない。哺乳類、やはり人間を素体に用いねば研究は いつまでも次の段階に移らず、足踏みを続けるのだ・・・・・・。
11月15日
所内の一部に私の実験に感づいた者がいるようだ。 ・・・しかし、気にする事もなかろう。 邪魔になるようなら、私の実験を“手伝って”もらうまでの事だ。
1月13日
とうとう完成した。私のかわいいヒルたちが! 下らん生き方をしているヤツらには、この充実感は理解できまい。これで、やっとスペンサーを黙らせる事ができる。 この私が全てを支配するのだ・・・。
1月31日
私の部屋の秘密を守る仕掛けが作動した形跡があった。 何者かが「t」を狙って進入したらしい。 バカなヤツだ。 スペンサーが飼っている連中の仕業だろう。
2月11日
先日に引き続き、秘密研究所への入り口を探られた形跡が 見つかった。ヤツがそのつもりなら、相応の処置を考えねばなるまい。
差し当たり、ウィリアムとアルバートにイヌをいぶり出させるか・・・。かわいいヒルたち以外に信用できるのはあの二人くらいだ。スペンサー・・・このままでは済まさん。