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バイオハザードシリーズの登場人物は、カプコンのゲーム『バイオハザード』シリーズの登場人物の一覧である。

映画版の登場人物や映画版のみの設定もここで解説するが、『バイオハザード ディジェネレーション』以外はゲーム版と直接の関係は無い。なお、本項ではシリーズ作品のタイトル名を以下のように略記する。

テンプレート:ネタバレ

本編の主人公[]

クリス・レッドフィールド (Chris Redfield)
年齢:25歳『1』&『CV』(1998年当時)→30歳『UC』(2003年当時)→32歳『5』(2006年当時)→35歳『5』(2009年当時)
声:Scott McCulloch(『1』オリジナル版)、井上和彦(『1』DC DS ver.コンプリートディスク日本語吹き替え版)、ジョー・ホワイト(『1』リメイク版)、マイケル・フィリポウィッチ(『CV』)、ロジャー・クレイグ・スミス(『5』『DC』『MVC3』『UMVC3』『RV』)
映画版俳優:ウェントワース・ミラー(『IV』)
映画版および『RV』日本語吹き替え:東地宏樹
『1』『CV』『5』『6』『UC』『DC』『RV』『IV』に登場。ラクーンシティ警察署(以降、「R.P.D.」)の特殊戦術及び救助部隊(以降、「S.T.A.R.S.」)アルファチーム所属。ポジションはポイントマン (PM) 。2006年以降は対バイオテロ組織「BSAA」の北アメリカ支部に所属し、創設メンバー「オリジナル・イレブン」の1人として活動している。シリーズ全体における主人公的存在。詳細はリンク先を参照。
ジル・バレンタイン (Jill Valentine)
年齢:23歳『1』&『3』(1998年当時)→28歳『UC』(2003年当時)→30歳『5』(2006年当時)→33歳『5』(2009年当時)
声:Una Kavanagh(『1』オリジナル版)、Heidi Anderson(『1』リメイク版)、キャサリン・ディッシャー(『3』『MVC2』)、パトリシア・ジャ・リー(『UC』『5』)、Tara Platt(『パチスロ』)、カリ・ウォールグレン(『MVC3』『UMVC3』)
映画版俳優:シエンナ・ギロリー(『II』『IV』『V』)
映画版日本語吹き替え:湯屋敦子(VHS/DVD版)、岡本麻弥(地上波放送)
『1』『3』『5』『UC』『RV』『OR』『II』『IV』『V』に登場。S.T.A.R.S.アルファチーム所属。ポジションはリア・セキュリティ (RS) 。クリス・レッドフィールドと共にアンブレラと戦い続けてきた。2006年の時点では、BSAAのオリジナル・イレブンの1人としてクリスと共に活動していた。詳細はリンク先を参照。
レオン・S・ケネディ (Leon Scott Kennedy)
年齢:21歳『2』(1998年当時)→25歳『DC』(2002年当時)→27歳『4』(2004年当時)→28歳『DG』(2005年当時)
実写俳優:ブラッド・レンフロ(『2』のテレビCM)、ヨハン・アーブ(『V』)
声:ポール・ハダド(『2』)、ポール・メルスィエ(『4』『DG』『DC』『OR』)、小川輝晃(『4』モーション)、山野井仁(『DG』日本語吹き替え)
『2』『4』『6』『GAIDEN』『DC』『DG』』『DM』の主人公。『UC』ではエイダ・ウォンの回想シーンと小説版に登場。『OR』では主人公の抹殺対象として登場予定。映画『V』にも登場。ラクーンシティの猟奇事件に興味を持ち、警察学校卒業後に自らR.P.D.への配属を志願した若き警官。2005年以降はホワイトハウス直属のエージェントになっている。クリス・レッドフィールドと双璧を成す、シリーズにおけるもう1人の主人公的存在。詳細はリンク先を参照。
クレア・レッドフィールド (Claire Redfield)
年齢:19歳『2』&『CV』(1998年当時)→26歳『DG』(2005年当時)
声:アリソン・コート(全作品)、甲斐田裕子(『DG』日本語吹き替え)
映画版俳優:アリ・ラーター(『III』『IV』『V』)
映画版日本語吹き替え:岡寛恵(VHS/DVD版)、林真理花(地上波放送)
『2』『CV』『GS2』『DG』『DC』の主人公で、クリス・レッドフィールドの妹。『OR』にも登場予定。2005年以降はNGO団体「テラセイブ」に所属し、レオン・S・ケネディやクリスとは違う方法でバイオテロと戦っている。『III』『IV』『V』にも登場する。詳細はリンク先を参照。
レベッカ・チェンバース (Rebecca Chembers)
年齢:18歳『0』&『1』(1998年当時)
声:Lynn Harris(『1』オリジナル版)、Hope Levy(『1』リメイク版)、ステファニー・メインシー(『UC』『5』)、Riva Di Paola(『0』)
『0』の主人公であり、『1』『5』『UC』の操作キャラクター。S.T.A.R.S.ブラヴォーチームに所属する。ポジションはリア・セキュリティ (RS) 。詳細はリンク先を参照。
ビリー・コーエン (Billy Coen)
年齢:26歳『0』(1998年当時)
声:David Webster(『0』)、スティーブ・ヴァン・ワーマー(『UC』)
『0』『UC』の操作キャラクター。元は海兵隊少尉だったが、濡れ衣によって死刑囚とされてしまった。詳細はリンク先を参照。
カルロス・オリヴェイラ (Carlos Oliveira)
年齢:21歳『3』(1998年当時)
声:ヴィンス・コラッザ(『3』)、キム・ストラウス(『UC』)
映画版俳優:オデッド・フェール
映画版日本語吹き替え:寺杣昌紀(VHS/DVD版)、江原正士(『II』地上波放送)
『3』『UC』『OR』『II』『III』『V』に登場。アンブレラバイオハザード対策部隊(以降、「U.B.C.S.」)D小隊A分隊所属。詳細はリンク先を参照。
スティーブ・バーンサイド (Steve Burnside)
年齢:17歳(1998年当時)、血液型:AB型
声:ビル・ホウストン(『CV』『GS2』)、サム・リーゲル(『DC』)
『CV』『GS2』『DC』に登場。ロックフォート島へ投獄されていた少年。詳細はリンク先を参照。
アシュリー・グラハム (Ashley Graham)
年齢:20歳『4』(2004年当時)
声:キャロリン・ローレンス
『4』に登場。アメリカ合衆国大統領グラハムの娘。マサチューセッツ州にある大学へ通う学生だったが、ある日の帰宅途中、ジャック・クラウザー率いるロス・イルミナドス教の集団によって拉致されてしまう。ヨーロッパの山奥での目撃情報から、レオン・S・ケネディが現地へ派遣されることとなる。
ロス・イルミナドス教によってプラーガに寄生させられ、村落の教会に拉致されていたが、レオンに救助される。しかし、ロス・イルミナドス教からも重要視されているため、再び拉致されてはレオンに救助されることを繰り返す羽目になる。
明るくも我侭で勝気なところがあるが、レオンの指示でゴミ箱に隠れることも辞さないことから、柔軟性はある模様。かなり活動的で、危機に直面しても自力で突破口を探してレオンの危機を救い、彼と共に困難を乗り越えていく。童顔だが、抜群のプロポーションを誇る(ルイス・セラ曰く「巨乳」)。常に身を挺して自分を守ってくれるレオンに対し、次第に女性として惹かれていく。そのため、後にレオンとオズムンド・サドラーの戦闘中に目撃したエイダ・ウォンについては、脱出後に「あの女の人は誰?」とレオンを問い詰めている。
レオンより先にプラーガに寄生されたために症状の進行が彼より早く、一時はオズムンドに操られてしまうほど悪化したが、最後はレオンと共に体内のプラーガを除去し、ようやく脱出に成功した。
PS2版以降に追加された隠しコスチューム2は西洋風の甲冑であり、あらゆる攻撃を防ぐ(レオンからの銃撃も防ぐ)無敵ぶりを誇る。
シェバ・アローマ (Sheva Alomar)
年齢:23歳『5』(2009年当時)
声:カレン・ダイヤー
『5』に登場。左利きのアフリカ出身の黒人系女性で、クリス・レッドフィールドのパートナーとなる。BSAA西部アフリカ支部に所属するエージェント。厳しい訓練に耐えてきただけあって射撃の腕前はクリスに劣らず、彼には真似できない体術も軽々とこなす。体術はバネのような肢体を活かした足技を得意とする。仲間や相棒を思う強い想いは、ジル・バレンタインを失って仲間を求めなくなったクリスの心情を徐々に変化させていく。
8歳の頃、アンブレラが生物兵器の実験を隠蔽するために引き起こした事故に巻き込まれ、両親を失う。それ以来、バイオテロに対して憤りを抱いてきた。補助金目当ての遠縁の叔父夫婦に無理矢理引き取られるが、補助金が出ないと知った彼らに虐待されて逃げ出し、行き倒れていたところを反政府のゲリラ組織に救われた。その後はアンブレラと癒着している政府への反感に共感し、しばらくはゲリラ組織での活動に参加していた。しかし15歳の頃、長い戦いに疲弊したゲリラがアンブレラと組んでバイオテロによる政府転覆を目論み始めたため、それに反発したシェバはゲリラと決別する。まもなく、アメリカ政府機関の職員へゲリラ仲間をテロ容疑の罪に問わないことを条件に取引の情報をリークし、バイオテロを未然に防いだ。そういった経緯から、アメリカ政府の支援下で高等教育を受け、後にBSAAへの入隊を果たした。
なお、黒人で左利きの主人公はシリーズ本編初である。

主な主要人物[]

アルバート・ウェスカー (Albert Wesker)
年齢:38歳(1998年当時)→43歳(2003年当時)→45歳(2006年当時)→48歳(2009年当時) 
声:Sergio Jones(『1』オリジナル版)、リチャード・ウォー (Richard Waugh) (『CV』『0』『4』)、Peter Jessop(『1』リメイク版)、D.C.ダグラス(『UC』『DC』『5』)
映画版俳優:ジェイソン・オマラ(『III』)、ショーン・ロバーツ(『IV』『V』)
映画版日本語吹き替え:立木文彦(VHS/DVD版)、中博史(地上波放送)
本シリーズの黒幕的人物。S.T.A.R.S.の隊長だった。詳細はリンク先を参照。
エイダ・ウォン (Ada Wong)
年齢:24歳?(1998年当時)→30歳?(2004年当時)
声:サリー・カヒル (Sally Cahill) (『2』『4』『DC』)
映画版俳優 : リー・ビンビン
『2』『4』『UC』『DC』『OR』『V』に登場。東洋系の風貌を持つ謎の美女。詳細はリンク先を参照。
バリー・バートン (Barry Burton)
年齢:38歳(1998年当時)
声:Barry Gjerde(『1』オリジナル版)、佐藤正治(『1』DC DS ver.コンプリートディスク日本語吹き替え版)、Ed Smaron(『1』リメイク版)、Jamieson Price(『5』)
映画版俳優 : ケヴィン・デュランド
『1』『3』『5』『GAIDEN』『UC』(小説版のみ)『V』に登場。S.T.A.R.S.アルファチーム所属。ポジションはバックアップマン (BUM) 。SWATに所属していた経験があり、クリス・レッドフィールドとは彼が空軍に所属していた頃からの親友。自他共に認める銃マニアで、愛銃はコルト・パイソン44マグナムなど。S.T.A.R.S.オフィスの自分の机にショルダーストックを置いていたことからH&K VP70も所有していることが窺える。また、火炎放射器ロケットランチャーなども所持している模様で、それらの愛銃達の整備には余念が無い。ケンド銃砲店のオーナーであるロバート・ケンドとは懇意にしており、非番の日は2人で釣りに出かけていくほどの仲だった。また、愛銃の1つ「サムライエッジ」には、大口径を好むバリーの要望を請けたロバートが彼専用に製作したという設定が存在する。妻のケニーや娘のモイラとポリーとは深い家族愛で結ばれているが、これが事件の黒幕のアルバート・ウェスカーに付け入れられる要因となってしまう。
洋館事件では、他のアルファチームの面々共々洋館へ逃げ込む。主にジル・バレンタインのパートナーとして活動するが、裏では先述の理由からウェスカーに付け入れられ、妻子を人質にされていた(実際はウェスカーの口車でしかなく、妻子は身柄拘束すらされていない)。それゆえに一度はジルへ銃を向けるが、仲間を裏切りたくないという思いからウェスカーに背き、クリスやジルと共に洋館を脱出した。その後は妻子を亡命先であるカナダ某所へ送るためにラクーンシティを離れていたが、そこでのバイオハザード発生を知ると、洋館事件の贖罪のためにも残された仲間を救おうと決意する。ラクーンシティへの核ミサイル攻撃寸前にはヘリコプターで単身駆け付け、ジルとカルロス・オリヴェイラを救出した。ラクーンシティ脱出後の詳細は不明。
身体的特徴については、『1』のオリジナル版では明確に肥満とわかる体形だったが、GC版ではそれよりやや細身の体形へ変更された。口周りの髭の濃さも変更されており、『1』のオリジナル版よりGC版の方が薄くなっている。
『5』では物語に一切関わらないが、『5』のオルタナティブエディションに収録されている『THE MERCENARIES REUNION』にはプレイヤーキャラクターとして登場している。
『V』では、レオン率いるレジスタンスの一員として登場。
シェリー・バーキン (Sherry Barkin)
年齢:12歳(1998年当時)
声:Lisa Yamanaka(『2』)、ローラ・ベイリー(『DC』)
『2』『DC』に登場。G-ウイルス開発者のウィリアム・バーキンと彼の妻のアネット・バーキンとの間に生まれた一人娘。アネットから託されて身に付けているペンダントにはG-ウイルスのサンプルが入っているが、シェリー本人はそのことを知らない。
アネットの指示でR.P.D.に隠れていたところ、クレア・レッドフィールドと出会い、行動を共にする。人見知りの激しい性格だが、クレアには心を開き、彼女に甘える面も見せる。その反面、ゾンビが徘徊する中を単独行動するといった、気丈な精神も併せ持つ。物語途中でクレアから預かった彼女のベストお守りとし、ラクーンシティ脱出後も肌身離さず所持している。クリス・レッドフィールドの捜索へ向かうクレアを見送った後はレオン・S・ケネディと行動を共にしていたが、アメリカ合衆国当局に身柄を確保され、彼を工作員にしようとする当局の思惑により人質として利用される。その後は、『ウェスカーズリポート』によるとアルバート・ウェスカーの手の内にある模様だが、『5』で彼が死亡したため、現在の消息は不明。
ハンク (Hunk)
年齢:不明
声:キース・シルバーシュタイン(全作品)
『2』『4』『UC』『DC』『OR』に登場。アンブレラ特殊工作部隊(以降、「U.S.S.」)アルファチームに所属する特殊工作員。詳細はリンク先を参照。

映画版の主人公と主要人物達[]

アリス・アバーナシー (Alice Abernathy)
年齢:不明
映画版俳優:ミラ・ジョヴォヴィッチ
日本語吹き替え:本田貴子(VHS/DVD版)、岡寛恵(地上波放送)
『I』『II』『III』『IV』『V』の主人公。アリスという名は偽名で、本名は「ジェイナス・プロスペロー」 (Janus Prospero) [1][2]。元アンブレラ社特殊工作員で、元々高い戦闘能力を持っているが、『II』でアンブレラ社にウイルス投与実験体にされた結果、超人的な身体能力を得る。その後再び実験体とされ、『III』では念じるだけで物を浮遊させたり遠距離にある物を銃などの武器を使わずに破壊するなど、自らも制御しきれないほどの強い超能力を持つに至った。しかし『IV』で、ウェスカーによりT-ウイルス中和剤を投与され、超人的な身体能力や超能力を失った。
映画版オリジナルキャラクターであるが、『II』ではアンブレラ社私設部隊を相手に、『CV』冒頭のクレアを髣髴とさせる戦闘を行っている。
『I』ではラクーンシティ地下の研究施設ハイブに勤めており、アンブレラ社の不正を暴くため情報の横流しなどを行っていた。物語開始時は記憶喪失状態で洋館のシャワールームに倒れており、そこでマット・アディソンや特殊部隊隊員らに出会う。
『II』ではハイブからの脱出後病院に隔離され、アンブレラ社のウイルス実験体にされていたが、アリス計画によって覚醒され脱走。アンジェラ・アシュフォードやカルロス・オリヴェイラらと共にヘリコプターでラクーンシティから脱出する。しかしラクーンシティへ撃たれた核ミサイルの炸裂でヘリは墜落。瀕死の重傷でアンブレラ社に拘束され、新たなるアリス計画に利用された(ここで前述の超能力を取得)後、カルロスらによって救助された。
『III』では本編開始以前にアリス計画により施された改造処置により人工衛星から操られ、アンジェラを射殺してしまっており、その為当初は衛星の軌道から外れた場所を単独で行動していた。カルロスとはお互い恋愛感情を抱くようになり、彼が特攻する直前には口付けを交わした。アンブレラ社北米支部地下施設に侵入し、タイラントと化していたアリス計画の指揮者サミュエル・アイザックスを殺害。アリス計画で量産されたクローンアリスとともにアルバート・ウェスカーらアンブレラ社残党に向け、「たくさんの仲間達と共に行くから待っていろ」とメッセージを送信する。
『IV』では、クローン達を率いてアンブレラ社東京地下要塞を襲撃するが、クローンは要塞ごと爆破され全滅し、逃亡するウェスカーの飛行機内で中和剤を投与されて全超能力を失う。辛くも脱出し、前作で仲間のクレア・レッドフィールド達が向かった「安住の地」アルカディアを求めてアラスカへ向かうが、そこで自我を失ったクレアに襲われる。その後クレアと共にロサンゼルスでクレアの兄クリス・レッドフィールドや生存者と合流。沖に停泊する大型船と判明したアルカディアへ向かうが、それはアンブレラの罠だった。クレアやクリスらと共に、船内に潜伏していたウェスカーを撃破するが…
マット・アディソン (Mat Addison)
映画版俳優:エリック・メビウス
日本語吹き替え:宮本充(VHS/DVD版)、内田夕夜(地上波放送)
『I』『II』に登場。自然保護研究家。ハイブで働いている妹のリサ・アディソンに、アンブレラ社の非道を暴くための情報を調べてもらっていた。しかし、リサからの連絡が途絶えたためにラクーンシティへ着任したばかりの刑事を偽ってハイブへ向かい、その入口の洋館で出会ったアリス・アバーナシーや特殊部隊隊員らと行動を共にする。
ハイブでは、特殊部隊の壊滅やリサがゾンビ化して襲い掛かってくるなどの凄惨な目に遭う。その後は何とか洋館へ生還するが、脱出する際の列車内でリッカーによって生じた傷口が変異したため、「変異したT-ウィルスの感染者」としてアンブレラ社に拘束されてしまう。
『II』ではアンブレラ社のネメシス計画の素体にさせられ、ネメシスと化す。覚醒した後は人間としての自我や理性を失い、アンブレラ社の命令に従うだけの存在と化していたが、アリスと戦わされている最中に本来の記憶を取り戻し、彼女と共闘。ラクーンシティ隔離部隊を蹴散らすが、彼女を庇って撃墜したヘリコプターの下敷きとなり、死亡した。
リサ・アディソン (Lisa Addison)
映画版俳優:ハイケ・マカッシュ
『I』に登場。マット・アディソンの妹で、ハイブに勤めていた。マットに頼まれ、協力者(記憶を失う前のアリス・アバーナシー)と共にアンブレラ社の悪事の情報を集めていたが、T-ウイルス流出を受けて放出されたハロンガスで死亡。その後、ハイブを訪れたマットの前にゾンビ化して現れるが、駆け付けたアリスに後頭部を鈍器で殴られ、完全に死亡した。
スペンサー・パークス (Spence Parks)
映画版俳優:ジェームズ・ピュアフォイ
日本語吹き替え:江原正士(VHS/DVD版)、山路和弘(地上波放送)
『I』に登場。略称はスペンス。ハイブへ向かう列車の中でアリス・アバーナシーと同様に記憶喪失で発見され、彼らと行動を共にする。記憶喪失時は薄着のアリスに自分の上着を貸すなど非常に優しい性格だったが、元は利己心が強い金の亡者とも呼べる人物で、本来はアンブレラ社の警備員としてアリスと共にハイブの出入り口がある洋館の警備を行っていた。アリスとも社命で洋館に暮らす夫婦に成りすますべく偽装結婚していた(着けていた結婚指輪も擬装用の小道具でしかなく、裏側にはアンブレラの所有物を示す文字が刻まれている)上、リサ・アディソンへ情報を流している彼女を撮影したり、ハイブ内へ関係者の口封じ目的でT-ウイルスを流出させ、自分だけがT-ウイルスと抗ウイルス剤の入ったケースを持ち出して一儲けしようと目論んでいた。記憶が戻った後はアリスらを裏切り、自分だけがケースを隠していた列車に辿り着いて抗ウイルス剤を打つも、直後に現れたリッカーに殺害される。その後、アリスが現れた際にはゾンビ化して噛み付こうとしたが、彼女に斧で止めを刺された挙句、結婚指輪もその場に捨てられた。
アンジェラ・アシュフォード (Angela Ashford)
映画版俳優:ソフィー・ヴァヴァサー
日本語吹き替え:三村ゆうな(VHS/DVD版)、嶋村侑(地上波放送)
『II』に登場。チャールズ・アシュフォードの娘。愛称はアンジー。T-ウイルスの開発者を父に持つなど、立場は原作におけるシェリー・バーキンに近い。幼い頃から筋ジストロフィーを患っていたが、T-ウイルスと抗ウィルス剤双方を同時投与されたことで回復し、物語開始時点では普通の生活を送っていた。ラクーンシティのバイオハザード発生時はアンブレラ社の手によって避難が行われたが、乗っていた車がトレーラーと衝突事故を起こしてしまったため、通学先の小学校へ隠れていた。チャールズの手引きで訪れたアリス・アバーナシー達と出会ってからは、共に行動。チャールズをティモシー・ケインに射殺されたものの、ラクーンシティからの脱出には成功する。その後の経緯は映画では語られていないが、『III』の小説版では、アンブレラ社から人工衛星を通じて操られたアリスに射殺されたことが明らかとなっている。

ガンサバイバーシリーズの主人公達[]

アーク・トンプソン (Arc Thompson)
年齢:不明
声:Patrick Harlan
『GS』の主人公で、私立探偵。レオン・S・ケネディとは親友であり、彼の依頼でアンブレラの施設があるシーナ島へ調査に訪れていた。最初は一時的な記憶喪失に陥っていたために途惑うばかりだったが、バイオハザードの中を単身で、ゾンビや生物兵器(大量のタイラント)、実弾装備のU.T.ユニットを相手に戦いながら記憶を取り戻し、最後には子供2人と共にシーナ島からの脱出に成功する。使用武器はグロック17Cz75など。
ブルース・マッギャヴァン (Bruce McGivern)
年齢:27歳(2002年当時)
声:Raj Ramayya / 平田広明(『NAMCO x CAPCOM』)
『GS4』の主人公。アメリカ統合戦略軍 (U.S.STRATCOM) 所属の対アンブレラ追撃調査チーム工作員。2002年9月21日、アンブレラ所有豪華客船シージャック事件の調査で客船に潜入する。正義感が強く、自分の命を無視した無鉄砲な行動を取ることがある。衣服は、『4』でのレオン・S・ケネディのノーマルコスチュームとほとんど同じ。使用武器はUS M9
鳳鈴(フォンリン) (Fongling)
年齢:25歳(2002年当時)
声:Claire o' Connor / 荒木香恵(『NAMCO x CAPCOM』)
『GS4』の登場人物で、中華人民共和国安全部所属工作員。アンブレラ所有豪華客船シージャック事件調査のために潜入した客船で、ブルース・マッギャヴァンと出会う。政府に対して忠実で冷徹な女性だが、政府と敵対関係にあった兄を、上官の命令で逮捕した後に処刑されたという暗い過去を持つ。政府にとっては捨て駒に過ぎなかったらしく、そのせいで命を落としかけたが、ブルースの機転で救われる。最後は「アメリカに来ないか?」というブルースの誘いを嬉しく思いながらも断り、愛する祖国へ戻っていく。使用武器はサイレンサーを装着したS&W M39

アウトブレイクシリーズの主人公達[]

『2』と『3』の舞台であるラクーンシティで、ミサイル攻撃による消滅の数日前から数時間前の中、生き残るためにラクーンシティからの脱出を図る8人の一般市民が主人公。歴代の主人公達とは違ってT-ウィルスに対する抗体を持っていないため、ウイルスゲージが溜まるとゾンビ化してしまう。それぞれが能力や最初から持っているアイテムに個性があり、キャラ同士でも気が合う、合わないなどの相性がある。

ケビン・ライマン (Kevin Ryman)
年齢:31歳(1998年当時)
声:カーク・ソーントン(『OB2』)
R.P.D所属の白人男性。射撃の腕前は良く、身体能力もかなり優れているが、楽天家の上に細かいことにはあまりこだわらない性格で、欠勤も多く遅刻の常習犯であることなどから、S.T.A.R.S選抜試験に二度も落ちている。射撃能力が高く、体力が高めで移動速度も8人の中で一番速いが、その分ウイルス感染速度が速い。パーソナルアイテムは「ケビン専用45オート(コルト・ガバメント)」。エクストラアイテムは「45オートのマガジン」。
ラクーンからの脱出後は、フロリダ州マイアミの警察に勤務しているが勤務態度は相変わらずでエンディングでも遅刻していた。
デビット・キング (David King)
年齢不詳
声:ボブ・パーペンブルック(『OB2』)
配管工の白人男性。寡黙で必要なこと以外はあまり喋らない性格。過去のことはあまり話さないものの、それなりに荒れていたらしい。身近にある物を使って武器や爆弾などを作ることができる。戦闘向けで体力も高い上に、ウイルス感染にも強い。パーソナルアイテムは「工具入れ」。エクストラアイテムは「ライター」。
ラクーンシティから脱出してからは、船で旅へ出たような描写があり、無駄話も悪くないと考えるようになっていた。
マーク・ウィルキンス (Mark Wilkins)
年齢:52歳(1998年当時)
声:ボー・ビリングズリー(『OB2』)
民間警備会社に勤める黒人男性。ベトナム戦争を経験したことから戦争の虚しさを痛感し、今の平穏な暮らしが続くことを願っている。妻と息子がいる。年齢こそ50代だが、体力は8人の中で一番高い上、ハンドガンの連射速度も早い。しかし移動速度は遅く、ウイルス進行度もかなり早い。また、立派な体格が災いして机の下やロッカーなどの狭い場所には入れない場合があるが、その代わりに2人以上で動かせるオブジェクトを1人で動かすことができる。パーソナルアイテムは「マーク専用ハンドガン」。エクストラアイテムは「ハンドガンマガジン」。
ラクーンからの脱出後は、同じく脱出に成功した家族と共に平和な日々を過ごしている。
シンディ・レノックス (Cindy Lennox)
年齢:24歳(1998年当時)
声:ジュリー・マッダレーナ(『OB2』)
『OB』の主人公達が最初に集まっていた「J'sBAR」でウェイトレスとして働く白人女性。美人でサービス精神に富み、店では多くの客をその笑顔で魅了していた。厳しい社会現実への慣れから、かなりの度胸の持ち主。趣味はハーブ栽培。体力は2番目に低く、攻撃によるウイルス進行も高いが、仲間を助けるようなアクションを取ることや、ハーブを多く持つことが可能。パーソナルアイテムは「ハーブケース」。エクストラアイテムは「止血帯」。
脱出後は、新しく家を購入するなど、新生活を満喫している。
ジョージ・ハミルトン (George Hamilton)
年齢:39歳(1998年当時)
声:ボブ・バックホルツ(『OB2』)
ラクーンシティ市内の病院で医者をしている白人男性。自然に周囲の信頼性を得ていく包容性があり、紳士的で周囲に友人が多いが、私生活ではバツイチらしい。専攻はウイルス学で、趣味は腕時計収集。対T-ウイルスワクチン「デイライト」の開発者であり、ラクーン大学の教員であるピーター・ジェンキンスとは友人関係。戦闘能力・体力・移動速度は平均的だが、パーソナルアイテムで様々な薬品が作り出せる。パーソナルアイテムは「メディカルキット」。エクストラアイテムは「カプセルシューター」。
なお、実在する同名の俳優やプロデューサーとは無関係。
ラクーンシティから生還してからもその仕事熱心ぶりは変わらず、飛行機で各地を飛び回る日々を送っている。
アリッサ・アッシュクロフト (Alyssa Ashcroft)
年齢:28歳(1998年当時)
声:ジェシカ・ストラウス(『OB2』)
「ラクーンプレス社」の社会部に勤める新聞記者の白人女性。かなり好奇心旺盛で、押しが強く負けず嫌いな性格。それゆえに他人と衝突しやすいが、自分を慕う者には面倒見が良い。記者としての実力は確かであり、同業者であるベン・ベルトリッチも彼女のことを一目置いている。銃の扱いは慣れており、トレーニングは欠かさなかったため、女性の中では一番戦闘向け。移動速度もケビンに次いで早く、体力も女性の中では一番高い。パーソナルアイテムは「キーピック」。エクストラアイテムは「スタンガン」。
ラクーンシティから脱出してから、生物兵器に関する記事を執筆し新聞に掲載された。
ジム・チャップマン (Jim Chapman)
年齢:24歳(1998年当時)
声:ボー・ビリングズリー(『OB2』)
地下鉄職員をしている黒人男性。気さくで陽気だが、少々臆病な性格。悪気は無いが、常に一言多く、周囲の反感を買いやすい。バスケットボールと靴の趣味があり、パズルも得意。ゾンビでさえ欺く「死んだフリ」は、役者顔負けの演技である。体力が低くウイルス感染速度が最も早い上、戦闘能力も無いが、パーソナルアイテム「コイン」を使うと、運次第で攻撃面は非常に強力なものとなる。エクストラアイテムは「幸運のコイン」。
脱出後は趣味を楽しんでおり、再就職も無事に決定した。
ヨーコ・スズキ (Yoko Suzuki)
年齢:20歳(1998年当時)
声:アリソン・コート(『OB』)、リア・サージェント(『OB2』)
大学生を自称する日系人女性。ロバート・ケンドと共に、シリーズ数少ない日系人の一人。かつてアンブレラで働いていた経歴があるらしいが、実験体にされた影響でその時の記憶はほとんど失ってしまっている。物静かで控え目な性格だが、探究心は強く、コンピュータのことになると大胆な行動に出ることもある。体力・移動速度・戦闘能力は8人の中で最低だが、アイテムを多く持てる上、ウイルス感染速度も8人の中で最も遅い。パーソナルアイテムは「ナップサック」。エクストラアイテムは「お守り」。なお、彼女の隠しコスチュームは『OB』ではブルマータイプの体操着、『OB2』ではスクール水着と、前代未聞のセレクトになっている。
ラクーンから生還した後、元アンブレラ社員リンダとともにアンブレラ裁判で証言台に立つ。

S.T.A.R.S.とその関係者[]

エンリコ・マリーニ (Enrico Marini)
年齢:41歳(1998年当時)
声:Daniel Hagen(『1』リメイク版)
『0』『1』に登場。S.T.A.R.S.の副隊長であり、ブラヴォーチーム隊長でもある。使用武器はベレッタM92サムライエッジ。強い正義感と鋭い洞察力を持ち、経験も豊富。本来なら年齢、実績、人望共に隊長に推されるべき人物だったが、出資企業介入によりアルバート・ウェスカーが隊長となった。猟奇事件の真相が洋館にあると踏み、他の隊員に洋館を調査するよう呼びかけた。『1』で洋館を単独探索していた中、事件の真相とウェスカーの裏切りを知り、さらにはクリス・レッドフィールドを裏切り者だと誤解してしまうが、主人公達の目の前で物影からウェスカーに撃たれ、殉職。クリスに対する誤解は最後まで解ける事はなかった。
ジョセフ・フロスト (Joseph Frost)
年齢:27歳(1998年当時)
声:伊藤健太郎(『1』DC DS ver.コンプリートディスク日本語吹き替え版)、Adam Paul(『1』リメイク版)
実写俳優:ジェイソン(『1』)
『1』に登場。S.T.A.R.S.アルファチーム所属。ポジションはオムニマン (OM) で、主に機器の操作や重火器の整備・運搬を担当している。血の気が多く暴走気味な性格だが、天性の明るさからチーム内のムードメーカーになっている。使用武器はモスバーグM590散弾銃。『1』のオープニングで、オリジナル版ではエドワード・デューイの手首だけを発見して驚愕しているところを、リメイク版ではブラヴォーチーム捜索中にケビン・ドゥーリーの遺体を発見した後にケルベロスに襲撃され、抵抗むなしく殉職。
ブラッド・ヴィッカーズ (Brad Vickers)
年齢:35歳(1998年当時)
声:Evan Sabba(『3』)/Adam Paul(『1』リメイク版)/ジョニー・ヨング・ボッシュ(『UC』)
『1』『2』『3』『UC』に登場。S.T.A.R.S.アルファチーム所属。ポジションはリア・セキュリティ (RS) で、主に後方警戒とヘリコプターの操縦を担当。小心者でプレッシャーに弱く、長い物には巻かれるタイプ。『1』のオープニングで、怯えるあまり他の隊員を残して飛び立つが、自責の念から再び舞い戻ったため、結果的には功を奏することとなった。使用武器はベレッタM92サムライエッジ。洋館事件後はアンブレラと関わらないようにしていたが、『3』ではS.T.A.R.S.抹殺の命令を受けていたネメシスにR.P.D.正面玄関前で殺害され、『2』ではゾンビ化した姿でその地下を徘徊するようになる。一応、体力だけは他の隊員と同じく人並み以上にあったことから、他のゾンビより耐久力は高め。
ケネス・J・サリバン (Kenneth J.Sullivan)
年齢:45歳(1998年当時)
声:Ed Smaron(『1』リメイク版)
『0』『1』『UC』に登場。S.T.A.R.S.ブラヴォーチーム所属。ポジションはポイントマン (PM) 。S.T.A.R.S.メンバー唯一の黒人かつ最年長。偵察、陣地確保といった危険を伴う任務が主であり、化学兵器に対する対策・防護を専門とする。無口な性格で、趣味は園芸と犬の調教。洋館事件でアルファチーム到着直後にゾンビに襲撃され、殉職。
リチャード・エイケン (Richard Aiken)
年齢:23歳(1998年当時)
声:ジョー・ホワイト(『1』リメイク版)/ユーリ・ローエンタール(『UC』)
『0』『1』『UC』に登場。S.T.A.R.S.ブラヴォーチーム所属。ポジションはバックアップマン (BUM) で、通信担当。チームではレベッカ・チェンバースと一番近い年齢のため、彼女の指導役を任されていた。幼少期にを目の前で精神異常者に殺害されたことがあり、その経験から他者の命に対する責任感が強く、最期は仲間を庇って命を落とす。洋館事件でヨーンからレベッカを庇って負傷し、その毒で(もしくは回復後にヨーンかネプチューンの攻撃で)殉職。ブリジッドという恋人がおり、後日行われた合同慰霊祭ではリチャードが彼女へ送った手紙が読み上げられた。
フォレスト・スパイヤー (Forest Speyer)
年齢:29歳(1998年当時)
声:Ed Smaron(『1』リメイク版)
『0』『1』『UC』に登場。S.T.A.R.S.ブラヴォーチーム所属。ポジションはOMで、電脳犯罪や整備も担当している。クリス・レッドフィールドやジル・バレンタインとは、入隊以前からの仲。射撃の名手でもあり、よくクリスと張り合っていた様子。洋館事件で負傷したところにクロウから追い討ちを受け、殉職。GC版『1』では最初は死体だが、奥に進むとゾンビ化し、襲い掛かってくる。
エドワード・デューイ (Edward Dewey)
年齢:26歳(1998年当時)
『0』『1』に登場。S.T.A.R.S.ブラヴォーチーム所属。ポジションはRS。主にヘリコプター操縦を担当し(黄道特急事件では、ケビン・ドゥーリーが操縦を担当している)、ライフル狙撃を得意とする。趣味はダンス。黄道特急事件でケルベロスに襲われて列車の中へ飛び乗り、レベッカ・チェンバースに森は危険であることを告げ、殉職。列車を止めるイベントの時にはゾンビ化してしまい、襲いかかってくる。その後、『1』のオリジナル版のオープニングで手首だけの姿となって発見される。
ケビン・ドゥーリー (Kevin Dooley)
『0』『1』に登場。S.T.A.R.S.隊員ではなく、R.P.D.所属のヘリコプターパイロット。黄道特急事件で出動したブラヴォーチームに同行していたが、エンジントラブルで墜落後に待機していたところを怪物に襲撃され、『1』でジョセフ・フロストに遺体で発見される。
ペイトン・ウェルズ (Payton Wells)
映画版俳優:ラズ・アドティ
日本語吹き替え:乃村健次(VHS/DVD版)、小杉十郎太(地上波放送)
『II』に登場したS.T.A.R.S.の黒人隊員。ジル・バレンタインの上司で親交も深い。温厚かつ誠実な性格であるが、Ⅱの劇中ではt-ウイルスに感染し自分が間もなく死ぬという恐怖からのせいか、感情的になり些細な事で苛立ち、声を張り上げる場面もある。ラクーンシティの封鎖ゲート付近でゾンビ化した市民に噛まれ、t-ウイルスに感染。しばらくはジルらと行動を共にしていたが、アリス・アバーナシーの忠告を無視して先に進もうとしたところをネメシスにガトリングガンで撃たれて死亡。その際に頭部を撃ち抜かれなかったため、後にゾンビ化してジルとテリ・モラレスに襲い掛かるが、ジルに射殺された。黒人男性であることや、最終的にゾンビ化するという点から、原作におけるマービン・ブラナーに相当する。
ライアン・ヘンダーソン (Ryan Henderson)
映画版俳優:デイヴ・ニコルズ
日本語吹き替え:不明
映画版でS.T.A.R.S.の隊長を務めている男性。ジル・バレンタインやペイトン・ウェルズの上司に当たる。街の映画館に12人の部下と共に立てこもっていた。さ迷っていたL.Jを保護するが、その直後に現れたネメシスに屋上で狙撃を担当していた部下をロケットランチャーで殺害された上、残りのメンバーで攻撃するも全く歯が立たず、ガドリングガンで撃たれて死亡。部下も1人残らず全滅してしまい、その場にいた人間の中で生き残ったのは、L.Jのみとなった(これはネメシスに与えられた命令が、「S.T.A.R.S.を殺せ」だったためと、L.Jが武器を捨てて危険度がゼロになったためという、2つの理由がある)。ちなみに、作中では名前は呼ばれない。

R.P.D.[]

ブライアン・アイアンズ (Brian Irons)
声:Gary Krawford(『2』)、JB Blanc(『DC』)
『2』『DC』に登場。表向きは温厚なR.P.D.署長として、市民にも親しまれていた。しかし裏では、アンブレラやウィリアム・バーキン個人と癒着して多額の金を受け取るなど、私利私欲の権化である。デザートイーグルを携行。署内には集めてきた美術品が飾られているが、そのセンスは常人には理解しがたいものばかりであり、他の署員もその異常さを垣間見ていた。大学時代には二度も婦女暴行に及んでいるが、成績優秀という理由から不問にされていた。署内に多くの仕掛けを施したり、自分の正体を知った秘書を内々に殺害するなど、秘密を守ることに執着していた上、ラクーンシティ壊滅時には心のタガが外れて部下を撃ち殺したり、市長令嬢を剥製にしようとするなど、常軌を逸した行動に走る。最期は、「G」化したウィリアムによって自業自得の死を迎える(殺され方は表シナリオと裏シナリオとで異なる)。
『DC』では、署長室地下の剥製処理室で市長令嬢を剥製にしようとしていたが、レオンたちが部屋に踏み入った直後に「G」によって産み付けられた胚から成長したG成体に身体を食い破られ、死亡する。
マービン・ブラナー (Marvin Branagh)
『2』『1.5』『3』『OB2』『DC』に登場。R.P.D.に務める黒人の警官。階級は巡査。真面目かつ正義感が強い性格で、戒厳令が敷かれる中であっても、普段と変わりなく職務をこなし、盗難事件の報告書を書いたり、レオン・S・ケネディの歓迎パーティーの準備などを行っていた。バイオハザード発生後は、署内へ侵入したゾンビを他の警官と共に迎え撃つが、多勢に無勢で仲間は次々と倒れ、自身も重傷を負う。同僚のハリーリタがトラックで駆け着けるが、既に自分は助からないことを悟っており、生存者をトラックに乗せると、時間を稼ぐためにあえて単身で署内に残る道を選ぶ。その後はしばらく昏睡状態に陥るが、ふと意識を取り戻した際に訪れた生存者(レオンもしくはクレア・レッドフィールド)に知っている全ての情報を提供し、自分のことには構わず他の生存者を探してくれと頼む。しかし、皮肉にも生存者が戻って来た時には、その目前でゾンビ化してしまう。
ゾンビの街と化していくラクーンシティを見て、「あの時S.T.A.R.Sの言うことを信じていればこんなことにはならなかった」と、クリスらの訴えを信じなかったことを誰よりも後悔していた。『1.5』では、レオンのパートナーとして生き残る予定だった。
『DC』では、マービンのゾンビが「滅びし街の記憶」チャプター2のボス的な存在として登場する。
リタ (Rita)
声 - ウェンディー・リー
『OB2』に登場した婦警。マービン・ブラナーやプレイヤーらとR.P.D.からの脱出を図るべく、署内の換気ダクトを通って外部から救援を呼んだ。マービンと同じく非常に真面目であり、上司である彼を慕っていた。R.P.D.脱出後の行方は不明。
ハリー (Harry)
『OB』『OB2』に登場した警官。大柄な体格で臆病。『OB』では、「発生」にてゾンビ掃討を目的とした大通りの爆薬敷設作業に動員されていたが、バリケードを突破したゾンビに爆薬を設置していた同僚2名を目の前で殺害され、どうすることもできず撤退していた。『OB2』では、「死守」にてリタからの連絡を受け、避難用車両でR.P.D.に駆けつける。しかし、マービンが自分を残して脱出しろと促している間に運転席へ近付いたゾンビに恐怖心を抱いたハリーは、彼を残したまま発車した。R.P.D.脱出後の行方は不明。
アーサー (Arthur)
『OB』に登場した警官。「発生」にて、J'sBAR前通りで一帯の封鎖と避難誘導のアナウンスを市民へ行う。プレイヤーが到着した時には、居なくなっていた。
レイモンド (Raymond)
『OB』に登場した警官。「発生」にて、市民の避難誘導に動員されてプレイヤーと一時的に行動を共にし、ショットガンを使い閉鎖された道を切り開くなどの活躍をしたが、僅かな隙を突かれてゾンビ(難易度によっはシザーテイル)に組み付かれてしまう。その際にタンクローリーの燃料を引火させて焼き殺すようプレイヤーに促したが直後に遂に噛みつかれ、死亡。
ドリアン (Dorian)
『OB』に登場した警官。「発生」にて、市民の避難用車両の運転を担っていた。プレイヤーを乗せて安全地帯へ向かおうとしたが、道路のほとんどが封鎖されていたため、歩くしかない旨を伝える。その後は、プレイヤーを安全地帯まで送り届ける。
フレッド (Fred)
『OB2』に登場した警官。「死守」にて、R.P.D.の屋上でクロウの掃討を行っていたが、避難用車両到着直前にクロウに襲われ、死亡。
アーロン (Aaron)
『OB2』に登場した警官。「死守」にて、R.P.D.内でゾンビの侵入を阻めていた。フレッド同様、避難用車両到着直前にクロウに襲われ、死亡。
トニー (Tony)
『OB2』に登場した警察犬訓練士。「死守」にて、災害時に警察犬を心配して地下の犬舎を訪れたが、ゾンビ犬化したそれらに襲われ、死亡。
エリック (Eric)
『OB』に登場した警官。ハリーやエリオットと共に大通りの爆薬設置を行っていたが、ゾンビがバリケードを突破したことに気付かないまま爆破直前に襲われ、死亡。
エリオット (Elliott)
『OB』に登場した警官。大通りの爆薬設置に動員されており、爆薬の調整をしていたエリックの援護をしていたが、バリケードを突破したゾンビから彼を守ろうとしたところを共に襲われ、死亡。なお、エリオット達が設置した爆弾はプレイヤー達によって起爆され、相当数のゾンビを撃退することになる。
デビッド・フォード (David Ford)
『2』で入手できるファイル『作戦報告書1』の作者として名前のみ登場した警官。1998年9月26日から27日の間、同ファイルを作成。署内に残っているであろう生存者を救助する作戦を討議した。内容は警察署内の出来事や、ゾンビの大群との交戦の過程など。追記として新種のクリーチャーについて記載されており、作中においてこのクリーチャーに「リッカー」と名づけられていたのもこのファイルである。同年9月28日午前2時30分、作戦会議室に侵入してきたゾンビとの戦闘で死亡したことが『作戦報告書2』で報告される。
エリオット・エドワード (Elliot Edward)
『2』で入手できるファイル『作戦報告書2』の作者として名前のみ登場した警官。1998年9月28日、ゾンビとの戦闘で殉職したデビッド・フォードに代わって同ファイルを作成した。内容は、生存者が残りわずかとなったことと、下水道を使った脱出作戦について。「この報告書が生存者らの役に立つように」との旨で書き終えている。なお、同作中で入手できるファイル『署長の手記』にて署長は同年9月26日にエドワードという名の警官を殺害したことを書き記しているが、2日後に報告書を作成した彼は同姓の別人である。また、『OB』に登場したエリオットとも別人である。
ニール・カールセン (Neil Carlsen)
『2』で入手できるファイル『パトロール報告書』の作者として名前のみ登場した巡査部長。1998年9月20日、ラクーンシティ郊外の下水道不審者[3]が居るとの通報を受けて捜索を行った。同作中で入手できるキーアイテム「プラスチック爆弾」と「信管」は、その際に現場で押収したもの。
ジョージ (George)
『2』で入手できるファイル『ジョージの日記』の作者[4]。『バイオハザード2完全攻略ガイド』にて、1998年9月28日の宿直がジョージであったことから、同ファイルを入手できる宿直室に存在した死体が彼であることが明かされている。内容は、作中の謎解きのヒントとなる署長と自身のやり取りや、チェスという共通の趣味から偶然親しくなった下水処理場に勤務するトーマスという老人とのチェスの対戦について。1998年9月5日に知り合って以来数回チェスを楽しんだようだが、同年9月12日、トーマスの顔色が悪いという理由で対戦を中止した。その際に自身も体調不良を訴えていることから、5日時点でT-ウィルスに感染済みであったらしいトーマスとのやり取りの中で、ジョージもT-ウィルスに感染した模様。
デビッド (David)
『3』に名前のみ登場した警官。上記のデビッド・フォードとは別人。『デビッドのメモ』に名前が出てくる。ショットガンを使って歓声を挙げながらゾンビを撃ち、その際に味方の警官にも容赦なく発砲するといった常軌を逸した行動を取った。9月27日、作戦会議を行っている同僚に対してくだらないことをしていると述べ、飲んでいる酒が切れたら自殺することをほのめかしてメモを書き終えている。
メイヤー (Meyer)
『3』に名前のみ登場した警官。殺人課担当。『デビッドのメモ』に名前が出てくる。デビッド(『デビッドのメモ』の作成者)曰く、「射撃が得意」。9月27日以前のゾンビとの戦いでデビッドを助けたが、助けられたデビットはメイヤーを見捨てて逃亡。メイヤーは直後にゾンビに襲われ、死亡した。
エルラン (Elran)
『3』に名前のみ登場した警官。少年課担当。『ジルの日記』に名前が出てくる。コーヒーの雫をクリス・レッドフィールドにこぼしたため、クリスに殴り飛ばされる。この騒動が原因で、クリスは謹慎処分となった。
レイモンド・ダグラス (Raymond Douglas)
『OB2』に名前のみ登場した警官。署長代理を務める。『避難勧告』に名前が出てくる。ラクーン動物園地区を閉鎖するため、救助ヘリコプターの使用を許可したが、救助は難航した。
ジャン (Jean)
『OB2』に名前のみ登場した警官。ケビン・ライマンの同僚。『ジャンのメモ』に名前が出てくる。ゾンビの襲撃を逃れて地下鉄駅へ逃げ込んだが、ケビン、アーロン、フレッドに宛てたメモを残し、死亡。

ラクーン市民[]

マイケル・ウォーレン (Michael Warren)
ラクーンシティ市長だが、登場シーンは無く設定のみ。他の都市の出身であり、最初は技術者の身でラクーンシティを訪れ、街の電化に尽力して路面電車も開通させた。その功績を称えられて市長に就任したが、裏ではブライアン・アイアンズ同様、アンブレラと組んでいた。ラクーンシティ壊滅時には娘を見捨てて真っ先に街の外へ脱出し、アメリカ合衆国軍に保護されたため、ゾンビ化することもなく生還。
ちなみに、『1.5』では「リチャード・キール」という人物が市長になる予定だった。
市長令嬢
『2』『DC』に遺体のみ登場。マイケル・ウォーレンの娘だが、氏名は不明。その美貌ゆえ、日頃からブライアン・アイアンズに目を付けられていた。ラクーンシティ壊滅時に、剥製目的でブライアンに殺害される。
ベン・ベルトリッチ (Ben Bertolucci)
声:Rod Wilson(『2』)、Skip Stellrecht(『DC』)
『2』『OB2』『DC』に登場。凄腕のフリーランスジャーナリストで金にうるさい男だが、危険を冒して不正を暴こうとする気概を持っている。元はラクーンシティの市民でなく、そこで起こった猟奇事件に興味を持ち、街を訪れていた。ブライアン・アイアンズの身辺調査を行ったためにR.P.D.地下の留置所に入れられるが、彼の正体を突き止めることには成功。その後、ゾンビから身を守るために牢の中に留まっていたが、バーキンGに牢を破られて死亡する(殺され方は表シナリオと裏シナリオとで異なる)。
『DC』では、レオン達が留置場へ着く寸前にバーキンGによって殺害される。
ロバート・ケンド (Robert Kendo)
年齢:40歳(1998年当時)
声:Gary Krawford(『2』)、Jason Miller(『DC』)
『2』『DC』に登場。ケンド銃砲店の店主をしている日系人男性で、愛称はボブ。S.T.A.R.S.御用達のカスタムハンドガン「サムライエッジ」は、彼の兄のジョウ・ケンドがカスタマイズしたもの。バリー・バートンとは個人的にも親交があり、リメイク版『1』に登場した「サムライエッジバリーバージョン」はロバートが彼のために製造したもの。趣味は釣り。
訪れた主人公(レオン・S・ケネディもしくはクレア・レッドフィールド)を警戒して一旦は武器(レオンにはショットガン、クレアにはボウガン)を向けるも、すぐに打ち解けて情報や弾丸を提供する。しかし、主人公の去り際に窓ガラスを突き破って侵入してきたゾンビ達の餌食となり、死亡。ちなみに、店内に武器弾薬がほとんど無かったのは、逃げようとする市民達に配ってしまったからである。
『1.5』では、エルザ・ウォーカーのパートナーとして生き残る予定だった。
『DC』では、レオン達の到着直前にゾンビに襲われて死亡している。『2』とは違って裏口は閉まっており、窓ガラスも割られていなかったため、このゾンビがどこから侵入したかは不明。
トーマス (Thomas)
『2』で入手できるファイル『ジョージの日記』に名前のみ登場する、下水処理場に勤務する老人。チェスが趣味で、同じ趣味を持つR.P.D.の警官ジョージと意気投合した。同作中で入手できる、下水処理場のとある扉を開けるためのキーアイテムがチェスの駒を模したものになっているのも、彼のこうした趣味によるのもだったらしい。チェスの腕が立つようで、ジョージも彼との対戦を楽しんでいたようだが、ふたりが知り合った1998年9月5日の時点で既にT-ウィルスに感染していた節が見られる。同年9月12日にはかなり病状が悪化しており、ジョージの方から帰るように促されていたが、この時点で彼にもT-ウィルスを感染させてしまっていた模様。
ダリオ・ロッソ (Dario Rosso)
声:Tony Rosato
『3』『OB』に登場。一般市民。『3』では、アップタウンの倉庫にてジル・バレンタインと出会う。倉庫へ逃げ延びる間に一人娘のルチアをゾンビによって失ったことから錯乱しており、ジルの説得を全く聞き入れず倉庫内のコンテナへ閉じこもるが、彼女の居ない間にコンテナを開けてしまい、倉庫内へ侵入していたゾンビ達の餌食となる。コンテナ内の遺書によれば、小説家を志していた模様。『OB』では、獄炎のアップルインに名前のみ登場。
ルチア・ロッソ (Lucia Rosso)
『3』『OB』に登場。一般市民。父ダリオは通りで死んだと思っていたが、その時は生き延びダリオを捜索中、倉庫前でソンビに襲われ死亡
ボブ (Bob)
『OB』の「発生」に登場。マーク・ウィルキンスの同僚。T-ウィルスに感染し、ゾンビになってマークらを襲うことを恐れ自決(難易度によってはそれすら叶わず、ゾンビと化してしまう)。
ウィル (Will)
『OB』の「発生」に登場。J'sBAR店員でウェイター業務を担当していたが、実際は料理も上手である。また、シンディ・レノックスに好意を寄せていた様子。店内へ侵入してきたゾンビに襲撃されて死亡した後、ゾンビ化してしまう。
ハルシュ (Hursh)
『OB』の「巣窟」に登場するラクーン総合病院の医師。プレイヤーと協力して脱出のためにエレベーターを起動していたが、リーチマンに寄生されてしまう。
レン (Len) 、チャーリー (Charlie)
『OB』の「獄炎」に登場する2人の消防隊員。火事になってしまったホテル「アップルイン」で生存者を探していたが、ボイラー室の爆発に巻き込まれ共に死亡。2人のタグはプレイヤーによって、同僚のダニー達の元へ届けられる。
ダニー (Dany) 、ギル (Ghil)
『OB』の「獄炎」に登場する2人の消防隊員。ホテル「アップルイン」で消火活動をしながら生存者を探しており、レンやチャーリーとは別行動を取っていたため、ボイラー室の爆発に巻き込まれなかった。その後「決意」にて、共にヘリコプターでラクーン大学に駆けつけてプレイヤーを救出し、ラクーンシティから脱出した。
ピーター・ジェンキンス (Peter Jenkins)
『OB』の「決意」に登場。ラクーン大学の教員で、ジョージ・ハミルトンの友人。同僚のグレッグ・ミューラーの支援を受けながら、対T-ウイルスの特効薬である「デイライト」の試薬を作った。しかし実際はグレッグに利用されているだけに過ぎず、試薬を作っていく段階で彼の本性に気付き始め、友人のジョージにデイライトの生成方法を託そうとするが、プレイヤーの到着時には既に死亡している。
グレッグ・ミューラー (Greg Mueller)
『OB』の「決意」に登場。ラクーン大学教員で、元アンブレラ研究員。アンブレラを裏切り[5]、ピーター・ジェンキンスを利用してデイライトを独占しようと目論む、タナトスの製作者。兵器に関しては独自の美学を持っており、本社からのタナトス量産命令を拒否していた。また、ヨーコ・スズキを実験体にして彼女の記憶を消した張本人でもある。『OB』のプレイヤー達にデイライトを完成させて一気に奪おうとしたが、失敗。最期は、U.B.C.S.隊員に射殺される。
オースチン・テイラー (Austin Taylor)
『OB2』に登場。ラクーン動物園の監視員。勤務態度は動物園勤務者の中で最低だったが、ハンターとしての腕前は高い。『OB2』に登場するハンティングライフルは、彼が所持していたもの。
パトリック・レイズ (Patrick Leis)
ラクーン動物園職員。凶暴化した動物に襲われたらしく、プレイヤーが発見する頃には瀕死の状態で、まもなく事切れる。オースチン・テイラーのことを信頼していた。
リッキー (Rickey)
『OB2』に遺体のみ登場。地下鉄職員で、ジム・チャップマンの同僚。メガバイトに噛み付かれてT-ウイルスに感染し、死亡。入手できる手記には、感染と死亡の過程が記されている。
リーガル・マレット (Legal Mallette) 、ルーシー・マレット (Lucie Mallette)
『OB2』に登場。ラクーンシティから脱出を目指す親子。リーガルが母で、ルーシーが娘である。脱出の際に森ではぐれてしまった状態で、プレイヤーと出会う。
エリオット・マーチン (Elliot Martin)
年齢:67歳(1998年当時)
『OB2』に名前のみ登場。ラクーン動物園副園長。6月1日付けの『メガスクープ』の『動物園の副園長、ランを密売か』という記事に名前が出ている。運営資金を遣い込んでおり、その金を新造の植物園「ジャングルドーム」内の野性の原種ランの栽培資金にしている、という内部告発を受けた。ちなみに、この記事を書いたのはアリッサ・アッシュクロフトである。
ジョセフ・マロウズ (Joseph Murrows)
『OB2』に名前のみ登場。ラクーン動物園職員。『ジョセフの手帳』、『象飼育員の日記』、『勤務評定表』に名前が出ている。古参の職員らしく、門の管理を20年以上担当していたり、15年前に象のオスカーが園内パレードで使っていたBGMテープのことを象飼育員に教えたりした。門のナンバーロックを忘れてしまうほど物忘れが酷くなり、手帳に「年は取りたくない」と嘆いていたが、勤務態度は動物園勤務者の中で最高であった。
グラハム・バローズ (Graham Barrows)
年齢:52歳(1998年当時)
『OB2』に名前のみ登場。ラクーン大学生物学助教授。9月11日付けの『ラクーントゥデイ』の『アークレイ山地にUMA?』という記事に名前が出ている。同記事によると、アークレイ西部山岳地帯にて、全長2mの巨大昆虫がキャンプ客などによって目撃されている、という目撃情報に対し、グラハムはその存在を「ヘビかイタチを見誤ったもの」と否定している。なお、巨大昆虫とは『OB』と『OB2』に登場した「シザーテイル」のことである。
L.J
映画版俳優:マイク・エップス
日本語吹き替え:江川央生(VHS/DVD版)、高木渉(地上波放送)
『II』『III』に登場。本名はロイド・ジェファソン・ウェルズ (Lloyd Jefferson Wells) で、「L.J」は略称兼愛称(本人曰く「無礼講だ」とのこと)。スリの容疑でR.P.D.に捕まっていた黒人男性。金メッキのデザートイーグルを2丁所持していたが、『III』では1丁しか所持していない。署内でゾンビ化した隣の女に襲われそうになり、救助を求めて喚いていたところを、ジル・バレンタインに助けられる。その後はしばらく単独で行動していたが、やがてジルの運転する車に拾われて行動を共にし、アリス・アバーナシー達とラクーンシティを脱出。それから『III』までの間に、カルロス・オリヴェイラと共にクレア・レッドフィールドの率いるコンボイ(車団)に加わった。
『III』ではベティ・グリアと恋仲になり、カルロス達を呆れさせるほどだった。L.J自身もゾンビの頚椎を砕いて倒すなど、『II』の頃とは比べ物にならないほど強くなっていたが、序盤でモーテル内の安全探索中に、とある部屋の中で鏡に映ったゾンビを本物と勘違いして気を取られた隙に噛まれてしまい、T-ウイルスに感染。ベティにもそれを隠していたが、物語中盤でゾンビ化。Kマートに襲い掛かるが、カルロスに制止されて噛み付いた後、射殺される。明るい性格で、ムードメーカーだったことから、カルロス達はその死を惜しんだ。なお、『II』では拾った車で当て逃げしたゾンビ以外は敵を殺していない。
T-ウイルスによって世界が崩壊した結果、『III』劇中では食料などあらゆる物資の生産網が(アンブレラ社といった一部の例外を除いて)破壊された影響で嗜好品の代表格であるタバコが全く手に入らず、カルロスやクレアをがっかりさせていたが、L.Jは自分が乗っていたトラックに最後の1本を隠していた。それはトラックで特攻を行う際のカルロスに発見され、彼の最後の一服となった。
テリ・モラレス (Terri Morales)
映画版俳優:サンドリーヌ・ホルト
日本語吹き替え:金沢映子(VHS/DVD版)、雨蘭咲木子(地上波放送)
『II』に登場。ラクーンシティのテレビ番組『ラクーン7』のニュースキャスター天気予報も担当)。ゲート付近で出会ったジル・バレンタインらと行動を共にする。ビデオカメラを所持しており、本人曰く「(ラクーンシティの状況を公開して)エミー賞を狙っている」とのことだった。アンジェラ・アシュフォードを探しに訪れた小学校で、ゾンビ化していた子供達に襲撃され、死亡。なお、持っていたビデオカメラはジルに回収され、ラクーンシティ脱出後にアンブレラ社の悪事の証拠としてテレビ放映されたが、アンブレラ社の根回しにより「大掛かりなやらせ映像」として処理されてしまった。
しかし、『IV』にて生存者一団がアンデッドとアンブレラの関連性を知っていたことから、世界が一変した後で真実と受け取られたようである。

アンブレラ[]

オズウェル・E・スペンサー (Ozwell E. Spencer)
声:アダム・クラーク
アンブレラグループの総帥。エドワード・アシュフォードとジェームズ・マーカスと共に、アンブレラを作り上げた人物。
ヨーロッパの貴族の中では知らない者はいない有名貴族。大学時代のジェームズが国の援助を受けられなくなった際に、研究室を用意した。アンブレラの最重要人物であり、当初は名前だけの存在だったが、『5』で初登場する。『UC』にも彼らしき人物が一瞬だけ登場している。詳細はリンク先を参照。
ジェームス・マーカス (James Marcus)
声:Lyon Smith(『0』の美青年時)
『0』『UC』に登場。『0』のラスボスで、アンブレラ創設者の一人。元はアンブレラ幹部養成所の所長だったが、人間不信であり家族はおらず、後述する自らが実験によって育てたヒルや、弟子であったブランドン・ベイリー以外に心を開くことはほとんど無かった。また、幹部候補生を実験台にするなど、研究のためなら手段を選ばない非人道的な性格から、密かに恐れられていた。
始祖ウイルスを研究し、ヒルに投与した始祖ウイルスの変異種であるT-ウイルスが完成間近になった時点でオズウェル・E・スペンサーの指示により、その当時で唯一信用していたアルバート・ウェスカーとウィリアム・バーキンの手引きで暗殺され、T-ウイルスの研究はウィリアムに引き継がれる。しかし、自分が研究していたヒル達が彼の記憶と意思を受け継ぎ、女王ヒルとして現代に復活すると、アンブレラへの復讐のため、アークレイ山中にT-ウイルスをばら撒き、バイオハザードを発生させる。だがそれも束の間で、怪物化したところをレベッカ・チェンバースとビリー・コーエンに倒される。猟奇事件の真の発端者であり、個人的な復讐劇が、皮肉にも主人公達とアンブレラの長い戦いの幕開けとなった。
セルゲイ・ウラジミール (Sergei Vladimir)
声:パトリック・ザイツ
『UC』のラスボス。アンブレラ社幹部。元はソビエト連邦軍人で、大佐の地位に就いていたため、その後も大佐と呼ばれることがある。U.B.C.S.の創設に関与しているらしい。自分用にカスタマイズした改良型タイラントの「イワン」と共に、何度もアルバート・ウェスカーの前に立ちはだかる。イベントシーンでは、持っている奇妙な形状のナイフを玩んでいることが多いが、自ら指や舌を傷付けることも多く、台詞からも「痛み」に対して独特の価値観を持っている模様。
1000万人に1人の確率で存在すると言われる、T-ウィルスに感染しても脳細胞や肉体に劣化を来たさない、ウィルス完全適応者である。U.B.C.S.のニコライ・ジノビエフとは知己の間柄。ロシアの工場でセルゲイモンスターとしての正体を露にし、ウェスカーに戦いを挑むが、返り討ちに遭って絶命する。
アンブレラ幹部の地位は、極めて貴重なウィルス完全適応者である、自らのクローン10人と引き替えに得た模様。
ウィリアム・バーキン (William Birkin)
声:Diego Matamoros(『2』)、TJ・ロトロ(『DC』)
映画版俳優:ジェイソン・アイザックス ※ノンクレジット
年齢:36歳(1998年当時)
『0』『2』『UC』『DC』の登場人物で、『2』のラスボス。弱冠16歳にしてアークレイ研究所の主任研究員に抜擢され、物語の根幹であるT-ウイルスとG-ウイルスを開発した天才科学者。アルバート・ウェスカーとは幹部候補生時代の同期であり親友でもある。非常に冷酷な人物であり、自らの恩師のジェームス・マーカスを少しも躊躇せず殺害する一方、才能があるゆえの屈折した性格も持ち合わせており、幹部養成所再利用計画が頓挫した際や、遡ってアレクシア・アシュフォードが10歳で南極研究所の主任となった時も、かなり苦悩していた。しかしいずれの場合も、それをバネに研究へと没頭した結果、2つの悪魔のウイルスが生まれる事態になってしまう。
アンブレラから離反し、独自にアメリカ合衆国政府と兵器売買交渉を行おうとしたため、U.S.S.に襲撃される。死の間近には自らに多量のG-ウイルスを注入し、クリーチャー「G」へと変貌(『UC』で、G生物化した姿は「バーキンG」と呼称される)。ハンク以外のU.S.S.を全滅させる際にT-ウイルスのカプセルを破壊したことが、ラクーンシティ壊滅の引き金となった。その後、何度もレオン・S・ケネディやクレア・レッドフィールドと戦うこととなるが、その度に敗れて異常進化を繰り返した挙句、列車の爆発で完全に死亡した。しかし、G-ウイルスを含んだ細胞片は後にエイダ・ウォンによって採取され、ウェスカーの手へ渡ることになる。
『DC』ではレオンやクレアと何度も戦うがやはりその度に敗れて異常進化(第3形態以外はほとんど進化するときの姿をみることができない)を繰り返し、第5形態になった時には列車で脱出するレオンやクレアを襲撃するが最後は2人の機転で圧し掛かっていた後方を切り離され、そのまま研究施設の爆発に巻き込まれ完全に死亡した。また、「G」に取り込まれたはずが声を発することができ、自分の娘であるシェリーの名を叫んでいた。
アネット・バーキン (Annette Birkin)
声:Jennifer Dale(『2』)、Deborah Sale Butler(『DC』)
『2』『DC』に登場。ウィリアム・バーキンの妻でシェリー・バーキンの母親。元はアークレイ研究所の研究員で、ウィリアムと知り合ったのもその時である。家族に対する愛情は深いが、少々被害妄想の気があり、レオン・S・ケネディやクレア・レッドフィールドをG-ウイルス目当てのスパイと思い込み、命を狙う。エイダ・ウォンの手から銃のみを撃ち落としたりするなど、研究員ながら卓越した射撃能力の持ち主でもある。だが、夫の研究を守りたいと願うあまり、G-ウイルスの新しいサンプルを作ってしまった。クレア表編ではバーキンGに切り裂かれてしまう。死の間際には優しい母の顔に戻り、娘のシェリーを救うべく対G-ウイルス用ワクチンの精製方法をクレアに教えた上で「娘に愛していたと伝えてほしい」と頼み、息を引き取る。レオン表編及びクレア裏編でもサンプルは造るが、バーキンGには遭遇しない。ウィリアムを傷つけたこととエイダのことでレオンと会話していた際には、爆破装置の影響で天井から落ちてきた鉄パイプの下敷きになり、致命傷を負ってしまう。その後、「G」のサンプルはレオンに奪われたが、メインシャフトでエイダが彼にサンプルの譲渡を迫った際にはエイダを撃ち、気絶する。エイダが落下して死亡(実際は生きているが)した悲しみと「G」への憎しみを抱き、「G」のサンプルはレオンによって投げ捨てられる。レオンが去った後、動力室から逃げてきたシェリーに自分がしたことの悔いや愛を伝えるが、致命傷を負っていたこともあり、彼女に看取られながら死亡した。
ちなみに、『2』の開発中には「アネットもG-ウイルスに感染し怪物化」という案が存在した。
『DC』では「Gの研究は間違っていた」と認識しており、レオンやエイダに銃を向けたのも、危険なG-ウィルスを他人に渡さぬようにという感情からだった。レオン、クレアがスパイではなくシェリーの協力者であるとわかった後、G-ウイルスの真相とウィリアムが怪物化した経緯を話し、クレアからシェリーを助けるために共闘を持ちかけられるが、夫を止められなかった責任感からか、あえて単独でバーキンGを止める事を選んだ。
しかし彼との戦闘で敗れて重傷を負ってしまい、その直後、駆け付けたレオンとクレアにワクチンの精製方法とシェリーへの伝言を託し、死亡した。
ビンセント・ゴールドマン (Vincent Goldman)
声:Michael Naishtut
『GS』に登場。シーナ島のアンブレラ施設の司令官。冷酷かつ非情な性格で、立身出世のためなら仲間を殺すことすら躊躇わない。アーク・トンプソンが自分の身辺を調査していることや、島の住民がアンブレラ本社に自分の行為を告発しようと考えていることをロット・クラインの密告で知ると、島にT-ウイルスをばら撒いてバイオハザードを発生させ、口封じを図った。最期は生み出した自ら曰く「タイラントを超えるB.O.W.」のヒュプノス-T型によって殺害されるという、皮肉にして自業自得の死を遂げる。
アンディ・ホランド (Andy Holland)
声:Walter Roberts
『GS』に登場。下水道の清掃員。下水道へ流れてくる街の生活ゴミの撮影が趣味という変人。窃盗など軽犯罪の前科がある。主人公の選んだルートによっては、ビンセント・ゴールドマンではなくアンディがヒュプノス-T型に殺害される。
U.T.コマンダー (U.T.Commander)
声:Matt Uhi
『GS』に登場。証拠隠滅部隊の指揮官。この部隊はU.T.ユニットと呼ばれる使い捨ての生物兵器で構成されているが、その中で人間は彼だけである。ゾンビであろうとなかろうと「生存者」を皆殺しにした上で、島を爆破してバイオハザードの痕跡を抹消する命令を受けていた。アンディ・ホランド同様、主人公のルート次第ではヒュプノス-Tに殺害されることもある。
モーフィアス・D・デュバル (Morpheus D. Duvall)
年齢:32歳(2002年当時)
声:Angus Waycott
『GS4』のラスボス。元はアンブレラ社の研究開発部の人間であったが、洋館事件の発端者という無実の罪(実際の犯人はジェームズ・マーカス)を着せられ、アンブレラ社から追放される。アンブレラ社に対する復讐を誓い、同社のパリ研究所から未知のウイルスを強奪する。そのウイルスとは、T-ウイルスとG-ウイルスを混合した「T+G」と呼ばれる新型ウィルスで、最終的にそれを使用して「T-レディ」へと変貌する。「美」に対して独自の美学を持ち、整形手術までしていた(そしてウィルスの力により、自らの願望であった女性になる)が、変身前はがっしりした体格で、ブルース・マッギャヴァンを蹴り飛ばすほどの筋力を誇る。
ロドリゴ・ファン・ラバル (Rodrigo Juan Raval)
年齢:32歳(1998年当時)
声:Martin Roach
『CV』『GS2』に登場。ロックフォート島の牢屋の看守。元はロックフォート島の原住民だったが、アンブレラ社が島に施設を作って原住民を追い出したため、現在の仕事に就いている。家族のロベルトマリアを失って以来、生きる希望を無くしていた。バイオハザードが発生した際、せめての償いにと、自分が捕らえたクレア・レッドフィールドを牢屋から出す。その後、クレアを助けに来たクリス・レッドフィールドと出会い、彼女が既に島には居ないことを伝えるが、砂虫に飲み込まれてしまい、クリスに救助されるも重傷を負う。最期は、(クレアが止血剤とライターを渡していた場合)預かっていたライターを託し、家族の墓の前で亡くなる。
『GS2』ではアーケードモードには登場しないが、PS2版に収録されている「ダンジョンモード」で特定の条件を満たすことでプレイヤーキャラクターとして使用可能になる。
パトリック(Patrick)
『5 Extra』に名前だけ登場。スペンサーの執事。メモ「パトリックの手記(1・2・3)」に出てくる。パトリックの家は「忠義と礼節」を家訓として代々スペンサーに仕えており、パトリックの父親はスペンサーのもとで執事長を務め、パトリック自身も50年という長きに渡ってスペンサーに仕えていた。スペンサーからは息子アレックスの裏切りの後は唯一、スペンサーの実験に協力させるほど信頼されており、当人もその期待に背かないよう努力していたが、スペンサーから突如、暇を告げられる。パトリックは人生を意義を喪失し、主人スペンサーが死を覚悟したのではないかと思うも、何か考えがあってのことと、最後まで主人スペンサーを信じて、屋敷を去った。
モニカ (Monica)
『OB』に登場。アンブレラ社の女性研究員で、記憶を失う前のヨーコ・スズキと面識がある。研究所からG細胞のサンプルを持ち出すが、事故でG細胞に寄生された後、身体を食い破られて死亡。
ロドリゲス (Rodriguez)
『OB2』に登場。U.S.S第2分隊長。理由は不明だが、ニュクスの入ったカーゴを奪おうとしたため、アンブレラ社内での権限を剥奪された。リンダとは協力関係にあり、ミサイル着弾直前まで彼女をヘリコプターで待ち続けていた。
リンダ (Linda)
『OB2』に登場。アンブレラ社の女性研究員。デイライトの試薬サンプルを入手するため、無理を言って研究所に舞い戻る。しかし、ホテル「アップルイン」の玄関先でアーノルドにゾンビと誤認されて狙撃され、負傷。なお、リンダを助けるか見捨てるかによってエンディングが変わる。
カーター (Carter)
『OB2』に登場。リンダの同僚でアンブレラ社の研究員。リンダと同じく、試薬を回収しに来た。研究所内をうろつくハンターを駆逐すべく、プログラムされたタイラントを起動するが、全てのハンターを倒した直後、暴走したタイラントに殺害される。
トミー・ニールセン (Tommy Nielsen)
『OB2』に登場。アンブレラ社職員。ラクーンシティ内の輸送用カーゴの管理を担当していた。ニュクスの入ったカーゴをロドリゲスに奪われたため、アーノルドらU.B.C.S.隊員を引き連れて行方を追っていた。ストーリー分岐によってはニュクスのカーゴの奪還に成功するが、その後は不明。
サミュエル・アイザックス (Samuel Isaacs)
映画版俳優:イアン・グレン
日本語吹き替え:水内清光(VHS/DVD版)、大塚芳忠(地上波放送)
アンブレラ社の実験開発担当。冷酷かつ非道な性格の天才で、自分の安全のために部下を囮にして見捨てたり、ウェスカーからの命令を自分に都合良く改変するなど、非道の限りを尽くしていた。『II』の終盤から登場し、「アリス計画」を進める。『III』でも登場し、アンブレラ北米支部を拠点に製造したクローンアリスのテストなどを行った他、ゾンビを飼い馴らして兵士や労働力に利用する研究も行っていた。スーパーアンデッドを開発したものの、アリス・アバーナシー達にその多くを倒された上、まだ残っていた1体に自分が噛まれてしまう。スーパーアンデッド内のT-ウイルスは通常のものよりも感染力が強いため、大量の抗ウイルス剤を自らに投与したが、その影響で身体が突然変異を起こし、タイラントと化す(ゲーム版のタイラントと違い、変異前の記憶や自我は失っていない)。脅威的な身体能力でアンブレラ北米支部を壊滅させ、そこへやってきたアリスを圧倒するが、クローンアリスが起動させたレーザートラップで全身を切り刻まれて死亡した。
チャールズ・アシュフォード (Charles Ashford)
映画版俳優:ジャレッド・ハリス
日本語吹き替え:石住昭彦(VHS/DVD版)、野島昭生(地上波放送)
『II』に登場したアンブレラ社のT-ウイルス開発者。原作のアシュフォード家とは無関係。足が不自由なため、車椅子で生活している。元々、自分同様に足が不自由な愛娘のアンジェラ・アシュフォードを治療するためにT-ウイルスを開発したが、社の方針でそれは生物兵器へ利用されてしまった。バイオハザードに見舞われたラクーンシティから一旦は脱出したものの、アンジェラがまだ市内に残っていたため、パソコンや電話を通じてアリス・アバーナシーらに「脱出させるから娘を助けてほしい」と連絡。しかし、その行動がティモシー・ケインに発覚し、自らが市内へ連れ戻される羽目になる。
市内ではアリスらが救出したアンジェラと再会できたが、アリスをネメシスと戦わせようと目論んだケインに「断ればどうなるかの見せしめ」として射殺される。その際に傷口からT-ウイルスに感染したことでゾンビ化しており、ケインが市内に取り残された際には彼に襲い掛かった。
ティモシー・ケイン (Timothy Kane)
映画版俳優:トーマス・クレッチマン
日本語吹き替え:田中秀幸(VHS/DVD版)、野沢那智(地上波放送)
『II』に登場。ラクーンシティ隔離部隊の指揮官で、階級は少佐。市を隔離後、ネメシスを回収するため市内に入るが、彼が本来の記憶を取り戻したため、回収を断念。アンブレラ社の研究所屋上からヘリコプターで脱出しようと目論むが、先にコックピットに陣取っていたL.Jに顔面を殴られ、失敗。アリス・アバーナシーにヘリから落とされ、足を骨折して歩けなくなる。まもなく屋上まで上がってきたゾンビ達に対し、落ちていた銃を拾って立ち向かうが、多すぎる相手に観念して自決しようと銃口を自分のこめかみに向けて引き金を引くも、既に銃は弾切れだった。結局、自らが射殺したことでゾンビ化したチャールズ・アシュフォードを初め、ゾンビ達の餌食となって死亡した。
アレクサンダー・スレイター (Alexander Slater)
映画版俳優:マシュー・マーズデン
『III』に登場。アンブレラ社科学部門副部長で、北米支部を取り仕切る幹部。アルバート・ウェスカーの命令に背いた上にスーパーアンデッドに噛まれたサミュエル・アイザックスを社の規則に違反したと見なして銃撃し、居合わせた部下に実験用サンプルとしての回収を命じるが、既にタイラント化していたアイザックスに両目と口を触手で貫かれ、死亡した。

U.B.C.S.[]

ニコライ・ジノビエフ (Nicholai Ginovaef)
年齢:35歳(1998年当時)
声:Roger Honeywell(『3』)
映画版俳優:ザック・ウォード/日本語吹き替え:横堀悦夫(VHS/DVD版)、小山力也(地上波放送)
『II』『3』『OR』に登場。モスクワ出身。デルタ小隊B分隊長で、旧ソ連軍特殊部隊スペツナズ出身。ラクーンシティには市民救出目的で他の隊員と共に派遣されたが、その正体はU.B.C.S.とB.O.W.との戦闘データの収集などを目的とした、「監視員」である。監視員の長とも言われるセルゲイ・ウラジミールとは、ソ連軍時代に同じ戦場で戦ったこともある模様。
『3』の終盤で、ルートによってはネメシスに殺害されるか、もしくは戦闘ヘリコプターでジル・バレンタインを抹殺しようとするも反撃されて死亡したと思われたが、後にセルゲイがニコライへ手紙を送っていることが確認されたため、後者でジルの反撃をかわして逃げ延びるルートが正規であることが明らかとなった。
『II』でもU.B.C.S.隊員として登場するが、『3』とは異なり、仲間を救うために戦ったり、自分を犠牲にして民間人を逃がそうとするなど善良な人間であり、カルロス・オリヴェイラともよき友人関係である。銃はIMI タボールAR21
カルロスと共にラクーンシティからの脱出を目指していたが、ケルベロスに襲われて死亡。
ミハイル・ヴィクトール (Mikhail Victor)
年齢:45歳(1998年当時)
声:Benedict Campbell
『3』に登場。デルタ小隊長。サンクトペテルブルク出身。元ソ連軍大尉だったが、ソ連崩壊と同時に退役。その後は少数民族出身の妻と共に民族独立のためにテロ活動を行っていたところを逮捕され、仲間の銃殺刑免除のためにU.B.C.S.に雇われた。元々優れた指導能力と統率能力の持ち主だったため、デルタ小隊はならず者の寄せ集めとは思えないほどの団結力を発揮したという。
バイオハザード発生下のラクーンシティに派遣されたが、ゾンビに立ち向かううちに仲間は次々と倒れ、自身も重傷を負うも何とか路面電車まで逃げ伸び、ジル・バレンタインと出会う。多くの部下を死なせてしまったことに責任を感じており、怪我の身を押して路面電車で時計塔へ向かう際、乗り込んできたネメシスに立ち向かうが、アサルトライフルでは歯が立たずに殴り倒される。覚悟を決めてジルを先頭車両へ逃がした後、ネメシスを道連れに手榴弾で自爆して死亡。ネメシスを倒すには至らなかったものの、ジル達の逃亡時間を稼ぐことには成功した。
タイレル・パトリック (Tyrell Patrick)
年齢:32歳(1998年当時)
声:Peter Windrem
『3』に登場。A小隊所属で、ニコライ・ジノビエフと同じく監視員。スリナム共和国出身。かつてフランス外人部隊に所属していた当時、金目当てで武器密売を行っていたことが発覚して逮捕され、無期懲役を言い渡される。しかし、U.B.C.S.に自分を売り込んで採用されたことで、無罪放免を勝ち取った。このように金儲けに目が無い性格をしていたため、そこを突いたニコライのトラップに掛かり、死亡。
マーフィー・シーカー (Murphy Seeker)
年齢:27歳(1998年当時)
声:Richard Clarkin
『3』に登場。カルロス・オリヴェイラの友人で、タイレル・パトリックと同じくA小隊所属。かつて、兄弟を殺害したギャングとその仲間を狩猟用ライフルで狙撃し、計20人を殺害。逮捕後は無期懲役の刑に服していたが、その神業的な狙撃の腕前を高く評価され、U.B.C.S.に入隊した。T-ウイルスに汚染された水を飲んだことで感染してのゾンビ化寸前、カルロスに自身を撃たせ(あるいはゾンビ化する前の耐久力が弱い人間の内に脅威を少なくした方が良いと判断したニコライ・ジノビエフに撃たれ)、死亡。
アーノルド (Arnold)
『OB2』に登場。ニュクスの輸送カーゴ奪還と、そのカーゴを輸送するロドリゲスの暗殺任務に就いていた。狙撃の腕前が良く、H&K PSG-1狙撃銃を愛用している。しかし、遊び感覚でゾンビを射殺したりと、性格は残忍。ラクーンシティへの核攻撃を知ると、「割に合わない」と任務を放棄して脱出する。
ユーリ・ロギーノワ (Ure Loginova)
映画版俳優:ステファン・ヘイズ
日本語吹き替え:斉藤次郎
『II』に登場したU.B.C.S.隊員。カルロス・オリヴェイラやニコライ・ジノビエフと行動を共にしていたが、ゾンビに噛まれてT-ウイルスに感染。その後、ゾンビ化してカルロスに噛み付くが、ニコライに射殺される。
T-ウイルスに感染し、ニコライに射殺されるなどの点から、原作におけるマーフィー・シーカーに相当する。

アシュフォード家[]

ヨーロッパの由緒ある名門貴族の家。アンブレラ創設者の一人であるエドワード・アシュフォードの出身家でもあり、アンブレラ創設以来、何かしらの形でアンブレラに関わっている。

アレクシア・アシュフォード (Alexia Ashford)
声:Leila Johnson(『CV』)、Karen Strassman(『DC』)
『CV』『DC』に登場。『CV』のラスボス。アシュフォード家の現当主アルフレッド・アシュフォードの双子の妹で、彼と共にアシュフォード家初代当主ベロニカ・アシュフォードをクローン技術で蘇らせたクローン人間。ベロニカ再来と謳われるほどの天才であり、10歳にして有名大学を首席で卒業。その後はアンブレラ南極研究所の主任研究員となり、その華々しさは同じように天才と言われていたウィリアム・バーキンを苦悩させるほどであった。しかし、幼い頃から兄と同じく残忍な性格であり、父のアレクサンダー・アシュフォードや兄のことはもちろん、自分以外の者全てを見下している。また、兄と違ってアシュフォード家のことにはあまり興味が無い(それでも自分が作ったウイルスには初代当主「ベロニカ」の名前を入れている)。『CV』では高飛車な性格を表すような厳しい口調をしていたが、『DC』では柔らかい物腰で話すようになっている。
12歳の時には、自分が作り出したT-Veronicaウイルスを父に投与。そこからヒントを得て、同年にT-Veronicaウイルスを自身に投与すると、自分は実験中の事故で死亡したと偽り、以後15年間もウイルスを馴染ませるためのコールドスリープに入る。この事実を知っているのはアルフレッドだけで、眠りに就く自身の安全を無能な兄だけに守らせることに関してはかなり不安を抱いていたが、巨大な力を得るためのリスクとして割り切った。15年後にはクリーチャー状態で復活して本性を現し、アルバート・ウェスカーやクリス・レッドフィールドを苦戦させるも、最後はクリスの放ったリニアランチャーによって粉々に吹き飛ばされ死亡した。
アルフレッド・アシュフォード (Alfred Ashford)
声:Peter Oldring(『CV』)、リチャード・カンシーノ(『DC』)
『CV』『DC』に登場。アシュフォード家7代目当主。現在はアンブレラ社所有のロックフォート島の責任者を勤めている。父のアレクサンダー・アシュフォードを無能と見下し、家の栄光を取り戻そうとしているが、とても司令官として優秀とは言えない人物。性格も人間としての問題が多く、自分が気に入らない人間はすぐに牢屋行きにし、娯楽で囚人を惨殺して楽しんでいるため、看守達からは非常に恐れられている。ミリタリーマニアとしての一面もあり、ロックフォート島には戦車が1台、その地下にはハリアー戦闘機が2機格納されている。自身もMR7狙撃銃を愛用している他、『DC』では手榴弾も持ち歩いている。
妹のアレクシア・アシュフォードには過剰なまでのコンプレックスを抱いており、彼女がいない寂しさに耐え切れず、自分の中に妹の人格を生み出してしまうなど、かなりの変人。しかも、そのアレクシアからは本心では「忠実だが無能な兵隊蟻」と見下されている。
スティーブ・バーンサイドとの銃撃戦で負傷し、アレクシアの目覚めと共に彼女の前で絶命する。
『DC』ではその狂気的な性格が強調されており、「島からの脱出ゲーム」と称してクレア・レッドフィールドとスティーブに戦いを挑んでくる。2人に敗れた後の展開が『CV』とは違い、怪我は致命傷ではなかったようだが、アレクシアからは最早不要と見なされたのか、彼女の操る触手によって絞殺される。
アレクサンダー・アシュフォード (Alexander Ashford)
アシュフォード家6代目当主で、アレクシア・アシュフォードとアルフレッド・アシュフォードの父。兄妹の祖父に当たるエドワード・アシュフォードとは違い、優秀な人物ではなかったらしく、アレクサンダーの代で家の栄光は地に落ちる。家の栄光を取り戻すため、専攻していた遺伝子工学で初代当主ベロニカ・アシュフォードの遺伝子を基に、知能の遺伝因子を操作して代理母に移植し、彼女のクローンであるアレクシアとアルフレッドを生み出した。しかし、そのアレクシアとアルフレッドによって彼らの出生の秘密を突き止められた末に捕らえられ、アレクシアからT-Veronicaウイルスの実験体にされ、怪物化。まもなく手の付けられないほどにまで変貌してしまったため、アルフレッドとアレクシアによって南極研究所の地下へ封印され、その事情を知らない研究所職員からは「ノスフェラトゥ」という通称を付けられた。クレア・レッドフィールドとスティーブ・バーンサイドが南極研究所に到着したと同時に自らで封印を解き、脱出を目指す2人に襲い掛かるが、クレアに倒される。その後、クリス・レッドフィールドが研究所を訪れた際に起動させたクレーンには、アレクサンダーの遺体が引っ掛かっていた。
『DC』では、ノスフェラトゥ化前のアレクサンダーが過去の映像として登場。アレクシアが自分の身体を使った実験にまで手を出したことに危機感を抱いており、彼女の野望を阻止するために用意していたリニアランチャーがクレア達へ託されることとなった[6]
エドワード・アシュフォード (Edward Ashford)
アシュフォード家5代目当主であり、アンブレラ創設者の1人。エドワードの代で家は最盛期を迎える。オズウェル・E・スペンサーとは貴族仲間で、ライバル関係にもある模様。研究者としての顔も持っていたが、始祖ウイルスに感染して死亡。
ベロニカ・アシュフォード (Veronica Ashford)
アシュフォード家の創始者かつ初代当主。歴代当主の中では唯一の女性で、非常に聡明な人物だった模様。

アメリカ合衆国政府と関係者[]

グラハム大統領 (president Graham)
作中には未登場。アシュリー・グラハムの父親で、2004年当時の大統領。『DG』では、ラクーンシティ消滅事件を受けて大統領が交代しており、事件当時のグラハムは大統領でなかったことが明らかになった。『4』で娘のアシュリーをレオン・S・ケネディに救助されて以降、彼には絶大な信頼を置いている。
ロン・デイビス上院議員 (Ron Davis)
年齢:56歳(2005年当時)
声:マイケル・ソリッチ、日本語吹き替え:広瀬正志
『DG』に登場。ハーバードヴィルにウィルファーマ社を誘致した、地元出身の議員。ウィルファーマ社とは深い関わりがあり、ラクーンシティ消滅事件にも関与している。人を人とも思わない、傲慢な性格。当初は株のためにバイオテロを引き起こした黒幕かと思われたが、実際にはロン自身も真の黒幕に利用されていただけの存在だった。物語終盤には、ハーバードヴィルの事件後に議員を辞職したことを伝えるニュースが報道された上、自室と思われる部屋で何者かに暗殺される。また、自身のパソコンに入っていたウィルファーマ社関連の全データを削除されたような描写がある。
イングリッド・ハニガン (Ingrid Hannigan)
声:Salli Saffioti、杉本ゆう(『DG』日本語吹き替え)
『4』『DG』に登場。合衆国政府機関に所属する、眼鏡姿の女性。レオン・S・ケネディのサポート役を務め、通信にてレオンに色々なアドバイスをしてくれる。中盤で回線がオズムンド・サドラーにジャックされてしまった以降は登場しなくなるが、エンディング後の無線会話では回線が復旧し、眼鏡を外した状態で再登場。
『DG』にも登場し、レオンのサポートをこなす。
マイク (Mike)
『4』に登場。合衆国からレオン・S・ケネディの応援として派遣されたヘリコプターのパイロット。搭乗するUH-1ヘリには、バルカン砲やミサイルが搭載されている。その腕前はかなりのもので、敵の至近距離に接近しても気付かれないよう操縦することが可能なほどだったが、一瞬油断した際に敵が放ったロケットランチャーによって撃墜されてしまう。結局、レオンは一度もマイクの顔を見ることができなかった。
アンジェラ・ミラー (Angela Miller)
年齢:29歳(2005年当時)
声:ローラ・ベイリー、日本語吹き替え:安藤麻吹
『DG』に登場。ハーバードヴィルで、スペシャル・レスポンス・チーム (SRT) の隊長を務める女性。カーティス・ミラーの妹だが、彼とは3年前から音信不通だった。地元出身で、故郷の治安を守る仕事に誇りを持っている。ハーバードヴィル空港で起きたバイオテロ事件を受けて出動し、レオン・S・ケネディへの協力を命じられた。初めて目にするT-ウィルスの脅威やグレッグ・グレンの死を乗り越え、空港から生存者達を救出したが、直後にカーティスが今回のテロの犯人として浮上。カーティスの無実を信じ、レオンと共にカーティス家を訪れるが、家はカーティスが焼き払っており、跡には彼の亡き家族と自分の写った写真のみが残った。その後に訪れたウィルファーマ社の研究所でカーティスと再会したのも束の間、彼はクリーチャー「G-カーティス」と化してしまう。交戦中に死を覚悟するが、レオンに救助されて生還し、テロの黒幕であったフレデリック・ダウニングを逮捕した。エンディングでは、レオンに恋心を抱いたことが窺える。
グレッグ・グレン (Greg Glenn)
年齢:28歳(2005年当時)
声:スティーヴン・ブルーム、日本語吹き替え:竹田雅則
『DG』に登場。アンジェラ・ミラーと同じくSRTの隊員。最初は突然現れて自分に指示を出すことになったレオン・S・ケネディを毛嫌いし、彼の「ゾンビの頭を撃て」という忠告を全く聞かずにアサルトライフルを乱射したりしていたが、弾切れの隙に襲われたところを彼に助けられ、反省する。その後は生存者を救助しながら空港からの脱出を目指すが、途中でゾンビに噛まれてしまい、T-ウィルスに感染。自身の運命を悟り、他の生存者らを先に行かせ、自分だけそこに残って脱出の時間を稼いだ。やがて、ゾンビ化した姿を脱出寸前のアンジェラに目撃された後、突入した海兵隊によって射殺された模様。
ジャック・ハミルトン (Jack Hamilton)
『2』のファイルに名前のみ登場。合衆国連邦警察局内務調査室課長という肩書を持つ。クリス・レッドフィールドに、G-ウイルスについてとブライアン・アイアンズの過去について調査依頼を受け、G-ウイルスについては確証を得られなかったが、ブライアンについてはアンブレラとの癒着の可能性や、二度の婦女暴行などの経歴を突き止めることに成功した。
調査結果をファックスでS.T.A.R.S.オフィスへ送信するが、その内容はレオン・S・ケネディかクレア・レッドフィールドが受け取ることになる。
ハンナ (Hannah)
『DC』の音声ファイルに声のみ登場。「オペレーション・ハヴィエ」でジャック・クラウザーのサポート役を務めた女性オペレーターで、彼がレオン・S・ケネディと合流するまでをサポートした。

ロス・イルミナドス教団と関係者[]

オズムンド・サドラー (Osmund Saddler)
声:Michael Gough
『4』のラスボス。ヨーロッパの奥地に繁栄しているロス・イルミナドス教団のカリスマ。寄生体「プラーガ」による、世界征服の野望を抱く。ジャック・クラウザーを使い、アシュリー・グラハムを拉致する。部下をあまり信用しない性格であり、寄生された後も人間としての意志を持つことが可能な支配型プラーガを用いることには慎重である。ビトレス・メンデスやラモン・サラザールに対してもあまり期待はしていなかった上、ジャックに至っては使い捨てるつもりだった。しかし、ルイス・セラのことはそれなりに信頼していたらしく、彼の裏切りによってますます人間不信となった。
序盤の教会で姿を現して以降、何度もレオン・S・ケネディの前に現れ、自身か部下のガナードを使ってルイスやマイクを殺害。その後はクリーチャー化してレオンに襲い掛かるも、エイダ・ウォンからレオンに託されたロケットランチャー(特殊弾)の攻撃を受け、死亡。なお、ロケットランチャーを使用せずに倒すことも可能である。
ラモン・サラザール (Ramon Salazar)
年齢:20歳(2004年当時)
声:Rene Mujica
『4』の舞台の地域を治めていた、サラザール家の8代目城主。外見が小柄かつ老け顔という異様な姿のため、レオン・S・ケネディに年寄り呼ばわりされたが、実際は20歳。レオンのことはファーストネームで呼ばず、「スコット君(Mr. Scott)」や「ケネディ君(Mr. Kennedy)」と呼ぶ。
レオンのジョークに対して怒り狂いながらに捨て台詞を吐くなど性格は短気かつヒステリック。
元々、サラザール家はロス・イルミナドス教団を弾圧していたが、ラモンの代になった際に家族が誰も居らず、寂しさに悲しんでいたところをオズムンド・サドラーに付け入られ、プラーガの封印を自ら解く。
アシュリー・グラハムを再び拘束した後、城のからくりを駆使してレオンを殺そうとするもいずれも退かれた上に、レオンに出し抜かれて癇癪を起し、側近のヴェルデューゴを嗾けるが、それもレオンに倒され、アシュリーを迎えにきたジャック・クラウザーに渡した後、自身の手でレオンを始末すべくプラーガの母体にともう一体のヴェルデューゴと共に取り込まれ、クリーチャー化するが、敗北。プラーガの母体もろとも消滅した。
ビトレス・メンデス (Bitores Mendes)
声:Jesse Corti
『4』の序盤の舞台である村落の村長。ロス・イルミナドス教団の神父も務めている。非常に勤勉で語学にも精通しており、村人の中では唯一レオン・S・ケネディとの会話が成り立っている。片手で難なくレオンを持ち上げるほどの、怪力の持ち主。また、片方の目は義眼である。
ドラム缶の爆発で節足動物のような正体を現し、レオンと戦う。ある程度ダメージを与えると、下半身を捨て上半身だけで攻撃してくるが、最後には村からの脱出の鍵となる義眼を落とし、死亡。
ジャック・クラウザー (Jack Krauser)
声:Jim Ward(『4』『DC』)
『4』『DC』に登場。元々はアメリカ特殊作戦軍に所属する兵士で、白兵戦の達人。詳細はリンク先を参照。
ルイス・セラ (Luis Sera)
年齢:28歳(2004年当時)
声:リノ・ロマノ
『4』に登場。自称「ハンサムなプー」。マドリッドで警官として務めていたが、割に合わないという理由で退職してしまったとレオン・S・ケネディに語る。銃の腕前はかなりのもので、レッド9を使用する。作中では、レオンと共にガナード達と戦うイベントもある[7]
実は『4』の序盤の舞台である村落の出身で、ロス・イルミナドス教団でプラーガ研究に携わっていたが、好奇心に負けて非人道的な研究をしていたことに罪悪感を抱き、教団から脱走。しかし再び拉致され、村の廃屋に監禁される。そこに現れたレオンに助けられて以降は彼のために、プラーガのサンプルとその成長を抑える薬を入手すべく、危険を冒して教団の施設に乗り込む。サンプルと薬を入手するとレオンの元へ急いだが、後一歩及ばずオズムンド・サドラーの触手に貫かれて深手を負い、サンプルを奪われてしまう。死の間際、レオンへ薬を託して自身の過去を告白し、彼に看取られながら死亡。行動を共にしたのは短期間ではあったが、レオンとの間には深い絆が生まれていた(ルイスの遺体を調べると、『…この仇は必ずとる』というメッセージが表示される)。
なお、教団からの脱走を決意してからは大学時代の旧友に助けを求めようとするも、その旧友は既に死亡しており、送ったメッセージはエイダ・ウォンの組織が傍受。エイダとは、プラーガの中でも重要な支配種プラーガのサンプルを引き渡すという条件で取り引きし、協力関係を結んでいた。

ウィルファーマ社[]

アンブレラ倒産後に力を付けてきた、国際的製薬企業。ウィルス研究やワクチン開発に取り組んで成果を挙げてきたが、インドでウィルス臨床実験を行った際に被験者を死なせてしまったため、世論からは大バッシングを受けるようになった。なお、この話はバイオテロを世論から隠蔽するためであり、実際は(犠牲者ゼロとまでは行かなかったものの)ウィルファーマ社のワクチンで被害は最小限に抑えられている。また、レオン・S・ケネディによれば、このバイオテロの関与者は全員T-ウィルスに感染して死亡したという。

『DG』でフレデリック・ダウニングが起こしたバイオテロが世間に公表され、企業としての信用を失った。最終的にはトライセル社に吸収された模様。

フレデリック・ダウニング (Frederic Downing)
年齢:44歳(2005年当時)
声:クリスピン・フリーマン、日本語吹き替え:江原正士
『DG』に登場。ウィルファーマ社のT-ウィルス研究主任。英国紳士的に立ち居振る舞うが、その本性は狡猾で、自分の利益のためなら他者の生命を軽く見る非情な性格。その一方で自分が悪い立場に追い込まれると怖気づいて命乞いをするなど、本質的には小物である(アンジェラ・ミラーからは、「殺す価値もない」と侮蔑された)。
元はアンブレラ社で研究員を務めており、ラクーンシティに配属されていた。T-ウィルスとG-ウィルスのサンプルを持ってラクーンシティを脱出したが、ワクチン無しでは価値が薄いと判断。過去を隠してウィルファーマ社に入社し、ワクチン研究を行っていた。その一方で売却先も探しており、グランデ将軍に着目すると、ハーバードヴィルでのバイオテロを目論む。まもなく、グランデ将軍へのデモンストレーションとしてカーティス・ミラーを実行犯にテロを行ったが、グランデ将軍の連絡員がFBIに逮捕され、その自白によって全てが露呈。逃走しようと目論むが、追い詰められてアンジェラに逮捕された。

トライセル社[]

アンブレラやウィルファーマと同じく国際的な製薬企業で、BSAAのスポンサー企業の中でも理事企業としてトップクラスに君臨しているが、アフリカのキジュジュ自治区で起こった事件に関与しており、裏でB.O.W.の開発も行なっていた模様。『5』では重要な役割に位置しており、『DG』にも名前が登場している。

エクセラ・ギオネ (Excella Gionne)
声:ニーナ・ファレン
『5』に登場。トライセル社創造者の一族にして、アフリカ支社長である女性。類稀な商才と、アルバート・ウェスカーから提供された数々のウィルス情報を活用して、若い女性ながら現在の地位を築いた。自分以外の人間(特に男性)を見下しており、その態度からシェバ・アローマは彼女を「女狐」と呼び、毛嫌いしている。逆にアルバート・ウェスカーに対しては非常に心酔しており、彼の暗躍をサポートしている。
ウェスカーのことを仲間と思っていたが、結局はエクセラも彼にとっては道具に過ぎなかった。そして見捨てられた挙句、ウロボロスウィルスを注入されて怪物化、ウロボロス・アヘリとなる。周囲の人間の死体を取り込み、船を覆うほど巨大となった自身を利用してクリス・レッドフィールドとシェバ・アローマを苦しめたが、彼らが放った静止レーザー衛星からの攻撃を受けて死亡した。
『5』のオルタナティブエディションに収録されている『THE MERCENARIES REUNION』では、プレイヤーキャラクターの1人として登場している。
リカルド・アーヴィング (Ricardo Irving)
声:Allan Groves
『5』に登場。トライセル社アフリカ支社資源開発部門所属。傲慢な性格で態度も粗暴な、拝金主義者。自分の所属する資源開発部が保有する油田の所長だが、これは表の姿で、裏ではB.O.W.の闇市場への横流しを行っている。なお、この行為はリカルドの私利私欲のための行動で、トライセル社からの指示ではない。そのため、BSAAには重要ターゲットとしてマークされている。
エクセラ達に自分が利用されていることを知り、自暴自棄となって仮面の人物から渡された支配種プラーガを自身へ注入。巨大な異形の水棲怪物と化す。結局はクリス達に倒され、遺跡にヒントがあると諭した後、死亡した。
かつて、壊滅直前のラクーンシティに居たことがあるらしい。なお、『1』のファイルにはキース・アーヴィングという人物が存在するが、関連は不明。
仮面の人物
声:パトリシア・ジャ・リー
『5』に登場。黒い迷彩柄のマントに身を包み、鉄の仮面で顔を隠している謎の人物。その声色や履いているブーツから、性別は女性であることが窺えるが、銃を持つクリス・レッドフィールドとシェバ・アローマを同時に相手しても全く引けを取らないほどの、常人離れした身体能力を持つ。アルバート・ウェスカーやエクセラ・ギオネに仕えて暗躍しながら、クリスとシェバの前に何度も現れる。
その正体は、『5』の3年前に死亡したと思われていたジル・バレンタイン。共に落下したウェスカーに攫われてトライセル社に運ばれ、肉体を強化すると同時に精神を支配する「P30」という薬物を投薬されたことで、ウェスカーたちに操られている。

BSAA[]

アンブレラ社崩壊後、B.O.Wの流出によって世間からの責任追及を恐れた製薬企業連盟が資金を出し合って設立した、対バイオテロ特殊部隊。『UC』に登場した私設対バイオハザード部隊が前身。当初はアンブレラ社で言うところのU.B.C.S.のような存在だったが、バイオテロの脅威が増大した現在では国連直下の組織となり、世界各地に支部を持つ。クリス・レッドフィールドやシェバ・アローマに関しては、上記を参照。

ジョッシュ・ストーン (Josh Stone)
声 - TJ・ストーム
年齢:35歳(2009年当時)
『5』に登場。西部アフリカ支部所属のSOU (Special Operation Unit) 。長い間BSAAに所属しているベテラン兵士で、シェバ・アローマがBSAAに入隊した時には、彼女の教官を務めていた。キジュジュでの作戦では、デルタチームの隊長として任務に参加。バイクに乗って高速で移動するマジニを狙撃するなど高い実力を持ち、モーターボートやヘリコプターの操縦もできる。
キジュジュで襲撃してきたンデスを相手に他のデルタチーム隊員達と共に戦っていた最中、マジニ達に捕らわれ、アーヴィングの油田へ連行される。そこでクリス・レッドフィールドやシェバと合流し、油田脱出後はアーヴィングとの戦いを経てクリス達を遺跡まで送った。その後、ダグの操縦するヘリコプターで再び遺跡へ向かい、そこで自我を取り戻したジル・バレンタインを発見すると、彼女と共にクリスとシェバの救援に向かうべく遺跡に併設されていた敵の施設を突破。脱出の際にダグを失うも、火口にてアルバート・ウェスカーと戦っているクリスとシェバの元へヘリコプターで駆け付け、彼らを救助した。
『5』のオルタナティブエディションの公式サイトによれば、元々油田ステージで死亡する予定だったが、コーププレイの見直しによって生存が決定し、先述の役割を担うことになった。
ダン・デチャント (Dan Dechant)
声:Jim Sonzero/Douglas Rye
年齢:53歳(2009年当時)
『5』に登場。 西部アフリカ支部所属のSOU。若い頃は、アメリカ陸軍やアフリカのPMCに身を置いていた。B.O.Wの引き起こす惨劇を目の当たりにしたことがあることから、BSAAに参加した。BSAAの中でも最年長クラスの兵士だが、力量は衰えておらず、キジュジュでの作戦ではアルファチームの隊長を務めた。リカルド・アーヴィングを逮捕するために出撃したが、彼が放ったウロボロス相手にアルファチームは全滅し、自身も重傷を負う。その後、遅れて到着したクリスとシェバにアーヴィングから何とか奪ったデータを託し、死亡した。
カーク・マシソン (Kirk Mathison)
年齢:28歳(2009年当時)
声:Chris Mala
『5』に登場。西部アフリカ支部のヘリコプターパイロット。学業を卒業直後にBSAAへ入隊したため、他の隊員のようなBSAA参加前の前歴は無い。キジュジュでの作戦では、ヘリコプターで上空から本部への中継や地上部隊のバックアップを担当した。しかし、キペペオにヘリコプターごと襲撃されて墜落死。
デイブ・ジョンソン (Dave Johnson)
声 - ルーベン・ラングダン
年齢:27歳(2009年当時)
『5』に登場。西部アフリカ支部のSOU。BSAA参加前は、プライベートで自動車の世界ラリー選手権に参加し、入賞した経験を持つ。キジュジュではその並外れたドライブテクニックを買われ、デルタチームのジープを運転するドライバー兼隊員として参加し、クリス・レッドフィールド達を乗せて行動した。仲間の遺体を発見し、ジープから降りたところをンデスに踏み潰された。
レイナード・フィッシャー (Reynard Fisher)
声 - リアム・オブライエン
年齢:35歳(2009年当時)
『5』に登場。西部アフリカ支部の潜入工作員。かつてアフリカ某国の国家保安省に所属し、当時から潜入工作員として活動していた。地元住民に溶け込む能力に長けている。物語開始時、クリス・レッドフィールドとシェバ・アローマにベレッタM92などの装備を手渡したが、その直後に正体が露見。処刑マジニによって公開処刑された。
ダグ
声 - 不明
『5』オルタナティブエディションの『DESPERATE ESCAPE』に登場。所属支部は語られないが、ジョッシュ・ストーンの同僚であることから西部アフリカ支部所属である模様。ジョッシュとジル・バレンタインの元へヘリコプターで駆け付けて彼らの救助には成功するが、自身は搭乗直前にマジニが放ったスティンガーミサイルの攻撃から逃げ切れず、爆死。
ライアン (Ryan) 、Amida、Reidy
この3人は『5』本編には登場しないが、カプコンの『5』公式サイト内にあるコンテンツの『BSAA』にて、存在を確認できる。ライアンは北米支部に所属する情報分析官で、AmidaやReidyやレイナード・フィッシャーに加え、クリス・レッドフィールドら前線メンバーとも連絡を取り合っていた。この『BSAA』では、ユーザーがライアンの視点で彼のパソコンの画面を見ているという設定であり、『BSAA』内の文章からReidyは北米支部、Amidaは西部アフリカ支部に所属している模様。
以上のメンバーの他にもう1人、北米支部所属のSOAにM.Suzukiという女性メンバーが居り、ライアンへウィルスのデータを送信したり、キジュジュでの作戦メンバーにクリスのパートナーとして志願するなどの行動を取っていた(後者については却下され、シェバ・アローマが起用された)。しかし、バイオテロの危険をクリスらに伝えていなかったことから不審がられ、まもなく敵への内通者だったことが判明。その翌日(サイト更新日時は2009年3月10日)、ライアンは何者かによって射殺され、彼のパソコンは画面に血飛沫を浴びると共に、全データを削除されてしまう。なお、その際には画面に不穏な女性らしきシルエットが映り込んでいた。
事態の発覚を受け、ライアン射殺事件から8日後(サイト更新日時は2009年3月18日)にはパソコンのデータがBSAA総務局内部監査課によって復旧されている。事件調査のため、データの更新などが禁止された(これをもってコンテンツとしての『BSAA』の更新も終了)。
パーカー・ルチアーニ
日本語吹き替え:宮本充
『RV』にてジル・バレンタインとコンビを組む男性メンバー。別組織から移籍してきた過去がある。
ジェシカ・シェラワット
日本語吹き替え:水樹奈々
『RV』にてクリス・レッドフィールドとコンビを組む女性メンバー。かつてパーカー・ルチアーニとは同じ組織に所属していた。

『I』の特殊部隊隊員[]

ジェームズ・P・シェイド (James P Shade)
映画版俳優:コリン・サーモン
日本語吹き替え:大友龍三郎(VHS/DVD版)、玄田哲章(地上波放送)
特殊部隊隊長。「ワン隊長」とも呼ばれる。優れた身体能力の持ち主で、レーザートラップの部屋で最後まで生き残ったが、その次に来た逃げ場の無い網目状のレーザーで細切れにされ、死亡。この場面は多くの視聴者に衝撃を与えた。
レイン・オカンポ (Rain Ocampo)
映画版俳優:ミシェル・ロドリゲス
日本語吹き替え:朴璐美(VHS/DVD版)、高山みなみ(地上波放送)
女性隊員。かなり気の強い性格の持ち主。登場人物の中で最初にゾンビに噛まれ、その後も3回ゾンビに噛まれてしまう。それでも脱出列車まで生き延び、ワクチンを投与されるが、間に合わずゾンビ化。マット・アディソンに射殺された。なお、小説版ではゾンビ化時点でも辛うじて自我を保っており、最期の力を振り絞ってリッカーへ特攻し餌食となった。
J.D.サリナス (J.D.Salinas)
映画版俳優:パスクエール・アリアルディ
日本語吹き替え:大川透
男性隊員。チームメイトからは「J.D」と呼ばれる。レイン・オカンポとは入隊前からの友人であり、彼女を脅かしてからかうシーンがあるなど仲の良さが窺える。脱出時にナンバーロックの掛かった扉のロックを解除したが、その先に待ち受けていたゾンビの大群に集られてしまい、死亡。後にゾンビ化してレインに噛み付いたが、射殺される。
チャド・カプラン (Chad Kaplan)
映画版俳優:マーティン・クルーズ
日本語吹き替え:咲野俊介(VHS/DVD版)、小森創介(地上波放送)
男性隊員。コンピュータの専門家。臆病な性格が災いしてレーザートラップの部屋のアクセスコード入力に時間が掛かった結果、部屋内に居た隊員は全滅してしまう。脱出中、他の隊員を行かせるために単独行動を取り、しばらく行方不明になっていたが、終盤には再び姿を現し、レッド・クイーンを沈黙させた。脱出列車を運転していたが、リッカーに天井裏へ連れ去られてしまい、死亡した模様。
  • 全員がメイン武装にH&K G36もしくはH&K MP5、サイドアームにスプリングフィールド1911もしくはワルサーP99を所持している。
  • 上記4人の他に男性隊員が2人、女性隊員が1人居たが、レーザートラップでジェームズ・P・シェイドと運命を共にした。

『III』のクレア・レッドフィールド・コンボイ(車団)[]

ベティ・グリア (Betty Greer)
俳優:アシャンティ
日本語吹き替え:小松由佳
車団の女性メンバーで、元看護師の黒人。L.Jとは恋仲で、その仲はカルロス・オリヴェイラらが敬遠するほどだったが、クロウの集団に襲撃された際には生存者を行かせるためにバスの中に残り、L.Jの目の前でクロウ達の餌食になった。S&W M39らしき銃を使用。
マイキー (Mikey)
俳優:クリストファー・イーガン
日本語吹き替え:杉山大
車団の男性メンバーで、本名はマイケル・ファーバー (Michael Ferber) 。生真面目な性格で、クレア・レッドフィールドの指示には忠実に従う。コンピュータの専門家で、防衛ライン設置や生存者への呼びかけなどを担当。ラスベガスでスーパーアンデッドに襲撃された際には、クレアが救助に行くも間に合わず、多数の個体に貪られて死亡した。Taurus PT92を使用。
Kマート (K Mart)
俳優:スペンサー・ロック
車団の女性メンバーで、本名は不明。本名を気に入っておらず、クレア・レッドフィールドと出会った場所から取った通称「Kマート」を名乗っている。幸先の見えない状況の中でも常に周囲を励まし続ける前向きな性格の少女で、気絶状態のアリスを介抱していた。最後はクレアらと共にヘリコプターに乗り込み、アラスカへ脱出できた。
車団の主要メンバーの中では唯一『IV』にも登場するが、アラスカに到着した直後、他の車団メンバーの生き残りと共にアンブレラ社によって拉致される。アンブレラ社の研究船「アルカディア」へ連行され、人体実験用に拘束されていた。物語終盤でアリス・アバーナシーやクレアに救出され、ベネットを殴り倒してアリス達を援護する。
チェイス・マラヴォイ (Chase Malavoy)
俳優:リンデン・アシュビー
クレア車団の男性メンバー。少々皮肉屋の気があるが、決して正義感がないわけではない。
テンガロンハットを着用しており、銃に愛着を抱いている。L85S&W M29を使用。ラスベガスでのスーパーアンデッド戦では塔上からの狙撃で地上メンバーを援護したが、弾切れ後には塔へ逃れてきた女性を逃がすために囮となり、次々に登ってくるスーパーアンデッド達を自らに集らせると、それらを道連れに飛び降りて自殺した。
オットー・ワレンスキー (Otto Walensky)
俳優:Joe Hursley
クレア車団の男性メンバー。タバコが無くて苛立つクレア達をからかったり、子供に食料を与える際に「中身はキャットフードだ」と言ってわざと怒らせようとするなど、陽気で冗談好きな性格。未開封の缶詰の中身を振った音で当てるという変わった技能を持つが、本人曰く「廃れつつある技術」とのことである。クロウの集団に襲われた際、ベティ・グリアと共にバスの中へ残り、クロウ達に全身を啄ばまれて死亡。全編を通じ、銃を持つことは無かった。

『IV』のロサンゼルス刑務所生存者グループ[]

ルーサー・ウエスト (Luther West)
俳優:ボリス・コジョー
日本語吹き替え:楠大典
ロサンゼルス刑務所に立てこもる生存者グループのリーダー的存在。Taurus PT92を使用。バイオハザード発生前はプロバスケットボールのスター選手であり、アリス・アバーナシーも顔に見覚えがあった。アリス達に協力してマジニに襲撃された刑務所からの脱出を目指すも、下水道を抜ける際にマジニに襲われる。しかし死んではおらず、アリス達と再合流こそできなかったものの、物語終盤には下水道からの脱出に成功した。
エンジェル・オーティス (Angel Otis)
俳優:セルヒオ・ペリス=メンチェータ
日本語吹き替え:奈良徹
ロサンゼルス刑務所に立てこもる生存者グループのサブリーダー的存在。アルカディアへ向かって信号弾を送り続けたり、複雑な構造の鍵を解除するなど、機械作業に長けている。元傭兵であり、H&K G3を所有しているが、作中では一度も発砲していない。クリス・レッドフィールドの指示で刑務所からの脱出に必要な装甲車を取りに向かったが、車は既に分解されており、これに激怒したベネットのやつ当たりで射殺された。
ベネット (Bennett)
俳優:キム・コーツ
日本語吹き替え:梅津秀行
ロサンゼルス刑務所に立てこもる生存者グループのメンバー。SIG SAUER P230を使用。元は映画プロデューサーで、その当時からの部下であるキムを顎で使っている。自己中心的な性格で、アリス・アバーナシーがロサンゼルス刑務所へ向かうために使用した小型飛行機を強奪し、単身アルカディアへ脱出。その後はアルバート・ウェスカーと手を組み、アルカディアへ到着したアリス達を迎え討つが、Kマートに殴り倒されて敗北。封鎖される部屋に置き去りにされた後、ウェスカーに惨殺された模様。
クリスタル (Crystal)
俳優:ケイシー・バーンフィールド
日本語吹き替え:小林沙苗
ロサンゼルス刑務所に立てこもる生存者グループの紅一点。女優ばりの美女。生存者達の中ではコックを担当している。アリス・アバーナシーから借用したS&W M460Vを使用しかけるが、直後に襲われたために発砲できなかった。高校時代は水泳のトップだったらしく、自ら志願してアリスやクリス・レッドフィールドと共に浸水したエレベーターを通って武器庫へ武器を取りに向かうが、到着直前に追ってきたマジニに水中へさらわれてしまい、死亡した模様。
キム (Kim)
俳優:ノーマン・ヤン
日本語吹き替え:坂本くんぺい
ロサンゼルス刑務所に立てこもる生存者グループのメンバー。韓国人でベネットの元部下。普段から常に物腰の低い臆病な性格で、刑務所の中でもベネットには頭が上がらない。アリス・アバーナシー達と共に刑務所から脱出しようとするも、下水道を通って逃げることを拒否し、クレア・レッドフィールドとの押し問答中に突如現れた処刑マジニに背後から襲われ、死亡。
ウェンデル (Wendell)
俳優:フルヴィオ・セセラ
日本語吹き替え:吉田浩二
ロサンゼルス刑務所に立てこもる生存者グループのメンバー。略称はウェンディ。初老の男性。刑務所内では主にクリス・レッドフィールドの監視役を担当している。刑務所のメンバーの中で最初にマジニの侵入を察するなど勘が鋭い一方、シャワーを浴びようとしたアリス・アバーナシーを覗こうとするなどスケベな一面もある。シャワー室でアリスに覗きを咎められていた所をマジニに襲撃され、下水道の穴の中へさらわれて死亡。

その他の人物[]

リサ・トレヴァー (Lisa Trevor)
アンブレラにその運命を狂わされた悲劇の女性。詳細はリンク先を参照。
ジョージ・トレヴァー (George Trevor)
オズウェル・E・スペンサーから依頼されて洋館事件の舞台となった洋館の設計を担当した建築家。リサ・トレヴァーの父。洋館の仕掛けを全て知り尽くしてしまっているため、アンブレラ社に拘束され、脱出を試みるも失敗して餓死するという悲惨な最期を迎えた。
なお、アレクサンダー・アシュフォードの屋敷の設計を担当したのもジョージであり、死後にその屋敷の設計図から南極研究所内に同じ構造の部屋が作られた。また、ロックフォート島にも同じ構造の屋敷が作られ、アルフレッド・アシュフォードの住処となった。
ジェシカ・トレヴァー (Jessica Trevor)
ジョージ・トレヴァーの妻で、リサ・トレヴァーの母親。娘のリサと共に始祖ウィルスの実験台にされ、始祖ウィルス変異体「TYPE-A」を投与されるが、定着化が失敗して死亡。
ロット・クライン (Lot Klein)
声:Colleen Lanki
『GS』に登場。12歳の少年。
アンブレラに勤務する親の影響を受け、アンブレラ至上主義に染まっている。
リリィ・クライン (Lilly Klein)
声:Ruth Hallyman
『GS』に登場。8歳の少女で、ロット・クラインの妹。
スティーブの父
『CV』に登場。本名は不明。スティーブ・バーンサイド曰く、「アンブレラ社の社員だったが、社の情報を売ろうとしたことが発覚し、妻(スティーブの母)を殺され、スティーブと共にロックフォート島へ収監された」とのことである。クレア編中盤にゾンビ化した姿でスティーブとクレア・レッドフィールドの前に姿を現し、瓦礫に埋もれて身動きの取れない彼女を襲おうとしたが、スティーブに撃たれて死亡。スティーブは収監以来一方的に嫌っていたとはいえ自分の父ということもあり、発砲するまでにかなりの苦悩をすることとなった。なお、『BATTLE GAME』をスティーブでクリアすると、生前の元気な姿を見ることができる。
D.I.J.
『CV』に登場。隠しゲームで入手できる隠しファイル『D.I.Jの日記』の執筆者。その正体は本編の要所要所に姿を現す謎のネズミで、何らかの実験で人間並みの知性を得ており、人語を理解できる。最後はアルバート・ウェスカーの潜水艇に紛れ込み、基地から脱出した模様。
ルシア (Lucia)
『GAIDEN』に登場。一種の読心術のようなものを操る。
ラーニー・チャウラー (Rani Chawla)
年齢:8歳(2005年当時)
声:ミシェル・ラフ、日本語吹き替え:矢島晶子
『DG』に登場したインド人の少女。インドで行われたウィルファーマ社の臨床実験(実際はテロ組織が行ったバイオテロ)で両親を失っている。そのため、現在は叔母に引き取られている。空港でのバイオテロに巻き込まれてしまった上、脱出時には自らの安全を優先したロン・デイビスに突き飛ばされてゾンビの大群のど真ん中に放り出されてしまうなど散々な目に遭ったが、クレア・レッドフィールド達と共に生還した。
ラーニー・チャウラーの叔母
年齢不明
声:メアリー・エリザベス・マッグリン、日本語吹き替え:翠準子
ラーニー・チャウラーの叔母で、アメリカに在住している。クレア・レッドフィールドと同じくNGO団体「テラセイブ」に所属。空港の外に停めてある車を取りに行ったため、紙一重でバイオテロに巻き込まれず、そのまま隔離ラインの外でラーニーが無事脱出してくるのを待っていた。
カーティス・ミラー (Curtis Miller)
年齢:35歳(2005年当時)
声:ロジャー・クレイグ・スミス、日本語吹き替え:小山力也
『DG』に登場。ラクーンシティからの生存者だが、脱出の際に妻と子供を失っており、バイオテロに対する恨みは人一倍強い。元はクレア・レッドフィールドと同じくテラセイブに所属していたが、激しい抗議活動の末に逮捕されている。物語終盤には黒幕の計画に乗り、クリーチャー「G-カーティス」と化してしまう。正気を失い、妹のアンジェラ・ミラーまでも攻撃しようとしたが、家族の写真を見てわずかに正気を取り戻す。もはや後戻りできないことを自覚し、地下へ落下していった。
グランデ将軍 (General Grande)
年齢:不明
『DG』に登場するが、台詞は無い。テロ支援国家に指定された、バジリブ共和国の国家主席。
案内人
『DC』に登場。本名は不明。アメリカへの留学経験を生かし、ミックスコアトル村で教職を務めている男性。情報収集能力と信頼性を評価され、「オペレーション・ハヴィエ」でアムパロまでの案内を務めることになっていた。しかし、村がB.O.W.に襲撃されて自身も重傷を負ってしまう。駆け付けたレオン・S・ケネディとジャック・クラウザーに、「ハヴィエの元から逃げてきた少女(マヌエラ)が居る」と伝えて息絶えた。
その死体はレオン達が去ろうと目を離した隙にヒルダの餌となった。
マヌエラ (Manuela)
『DC』の「オペレーション・ハヴィエ」に登場。ミックスコアトル村にある教会で倒れていた少女。ハヴィエ・ヒダルゴの元から逃げてきたため、案内人を失ったレオン・S・ケネディとジャック・クラウザーをアムパロの地まで案内する。
実はハヴィエの娘。母のヒルダと同じ風土病に侵され、治療と称してT-Veronicaに感染させられてしまう。その結果、暴走を防ぐために15年間定期的に臓器を移植しなくてはならない身体となってしまった[8]
V・コンプレックスとの戦闘中にT-Veronicaの力が覚醒してしまうが、アレクシア・アシュフォード以上の適応能力を見せ、元の姿を保ったままアレクシアと同じく発火するようになった血を飛ばし、レオン達を援護する。「血の使いすぎにより死亡し、遺体も消滅」と「生還し合衆国政府に保護される」の2つのエンディングが存在しており、シリーズの展開としては後者が正しいルートとなるが、死亡した場合はクラウザーが闇へ落ちないため、皮肉にもマヌエラが生還したことが彼の失踪や『4』での登場のきっかけとなったことが明かされた。
ハヴィエ・ヒダルゴ (Javier Hidalgo)
『DC』のラスボス。南米のアムパロという地域に一大勢力を持つ麻薬王。組織は「聖なる蛇たち」という名で呼ばれ、彼らの犠牲となった者には蛇のタトゥーを刻み込む。暗殺や財力など、ありとあらゆる手段を駆使して現在の権力を手に入れた。アムパロには、ハヴィエの命令で建造されたダムまでもが存在する。裏切り者に対しては問答無用で粛清するが、自分を慕う者や家族に対しては深い愛情を注ぐ一面もあるため、ハヴィエを英雄視する者も少なくない。妻のヒルダと娘のマヌエラが医者では手の施しようがなかった風土病にかかった際、特効薬としてT-ウィルスを元アンブレラ研究員から、T-Veronicaウィルスをアルバート・ウェスカーから入手(その際、組織的結託を引き換えにされた)し、彼女らに使用した。しかしその結果、ヒルダは怪物と化し、マヌエラも定期的に臓器の交換をしなければならなくなってしまった。
ある日突然行方をくらましたが、アンブレラ社の生き残り研究員と接触を図ったという情報から、レオン・S・ケネディとジャック・クラウザーが派遣される。居城へ乗り込んできた2人にマヌエラが怪物化しなかった理由を話した直後、T-Veronica植物と融合してV・コンプレックス化。最初こそ自由に力を操っていたものの、結局は暴走してしまい、2人によって倒される。ちなみに、人間状態だった時にオートマグを所持しているが、発砲シーンは無い。
武器商人
『4』に登場。氏名は不明。名前の通り、各種武器をペセタとの交換で販売している。設定上ではプラーガに寄生された人間。本来プラーガに寄生された人間は寄生されていない人間に対し強い攻撃性を示すが、武器商人だけは例外で、金さえ支払われるなら誰とでも商売するという自我を持っている。他のガナードの目前では、話しかけても相手にされない。その正体は、教団の経営資金を稼ぐためであるが、皮肉にもレオンやエイダに武器を売ったことが原因で教団は壊滅した。レオン・S・ケネディやエイダ・ウォンの行く先々に現れるが、武器商人全員が同一人物なのかは不明(武器などで倒しても再登場するため、同一人物ではない模様)。
豆腐 (to-fu)
声:唐津麻勝俊
『DC』と『2』の隠しゲームに登場。『2』では、元々デバッグ用だったこのキャラクターをそのままおまけゲームに採用したという。何故かR.P.D.のベレー帽を被ってはいるが、名前通りの姿形をした奇妙なキャラクター。特徴として、「豆腐なのに手がある」「(海外版でも)関西弁で喋る」「ダメージを受けると、どんどん不味そうな色になる」「上から見ると凹の形をしている」などが挙げられる。しかし、イベントシーンではハンクと同じ声で、流暢な英語を喋る。なお、体力こそ通常キャラクターの1.5倍[9]に設定されているが、ナイフしか持っていない状態でハンクの隠しゲームと同様のステージに挑戦することになるため、登場ゲームは難易度が高い。声は開発スタッフのもので、関西弁で話すのはそれが理由。ちなみに、この声はリメイク版『1』にも収録されており、ドアロック解除のパスワード入力画面でPS版と同じパスワードを入力した際のツッコミ音声として使用されている。クリア画面によれば、脱出後はハンクに湯豆腐にされて食べられてしまった模様。
『DC』では、プレイヤーキャラクターではなく敵役で登場。こちらでもおまけゲームのみの登場で、ゾンビの代わりに大挙してプレイヤーに攻撃(体当たり?)してくる。『2』の時にあった特徴は無くなっているが、ゾンビに食べられていたり、炎の近くでは焦げ目が付いたりしている。完全にお笑いキャラクターかと思いきや、銃撃してもゾンビのように怯まずに突進してくるなど、甘く見ていると痛い目に遭う。

脚注[]

  1. 「バイオハザードII アポカリプス」公式サイトより。
  2. ラクーンシティタイムズ(英語版)より。
  3. 『バイオハザード2完全攻略ガイド』によれば、この不審者はウィリアム・バーキンを襲撃する作戦のための下見に訪れていたU.S.S.アルファチームの隊員だったことが明かされている。ニールは発見して尋問を試みたが、逃走させてしまったらしい。
  4. 『OB2』では、『警察職員の日記』として登場。何故か一部の内容と日付が変更されていた。
  5. しかし、事件当時までアンブレラ本社との関係そのものは続いていたため、これはピーターを利用するための嘘とも取れる。
  6. ただし、アレクシアが自らを実験体にする計画を立てたのはアレクサンダーの人体実験後であるため、矛盾が生じている。
  7. ちなみに、この時に5回ルイスに向かって撃つと、反対に彼がレオンを射殺してゲームオーバーになる。ショットガンの場合は、直接向けない限りカウントされない。
  8. シナリオ冒頭で「少女が何人も行方不明になっている」というラジオの音声がレオン・S・ケネディとジャック・クラウザーの耳に入るが、この行方不明になった少女達はマヌエラに臓器を与えるため、「聖なる蛇たち」によって誘拐されていたことが判明している。
  9. アスキー製作/アスペクト発売の攻略本「バイオハザード2デュアルショックVer.公式ガイドブック for ARRANGE GAME」より。
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